べべさんは、最近、手をよく動かすのだが、なんのサインなのかべべさんの気持ちを引き出すことが出来ず、私が苦戦している。
でも、指がよく動き、喜ばしい限りだ。
だいぶ意思の疎通もできるようになった。
言っていることが伝わってるのだと感じることも多い。
いつものプレイパークでべべさんと夫と私は外遊び初めをした。
気温は高くなかったが、落葉し暖かな日差しが注ぐ広場は暖かく、幸せな気分を味わった。
焼き芋をし、夫と羽根つき対決をした。
べべさんはハイハイで鳩を追いかけたり、3歳くらいのお姉さんのおままごとに参加させてもらったりと、各々好きなように遊んだ。
もちろん、べべさんからは目を離さないでだが。
2時を過ぎると、ぐっと寒く感じるのでもうちょっと遊びたいところで切り上げ、帰宅する。
別の日は区の健康センターに行き、ファミリーエアロビなるものに参加した。
ストレッチからエアロビまでたっぷり1時間半もの間、体を動かし気持ちいい疲労が残った。
帰り道、散歩をして帰る。
散歩道は、子どもの頃よく歩いた場所を選んだ。
夫とはべべさんが生まれる前の頃のように、とめどなく話し続け、かなり楽しかった。
話の内容は覚えていないが、たわいもない話は、気がつくと3時間が経過していた。
途中べべさんは眠ってしまったが、流石に長時間、ベビーカーに座りっぱなしは良くないので、慌てて家に帰る。
夫ともべべさんとも穏やかな時間が流れた。
たまに来る鬼のようなイライラは、やはり生理というかホルモンバランスが関係していたのだろう。
そんな時は吠えて当たり散らす前に、心も体も休みたいものだ。
夜中、母から連絡が来た。
母の方の祖母が亡くなったとの事。
覚悟はしていたが、やはり悲しい。
今は、私だけ実家に向かっている。
べべさんと夫は、夫の実家の食事会があるので、べべさんのお出かけの準備と授乳をし、夫にお願いをして家を出た。
食事会はキャンセルすると言われたが、行ってもらうことにした。
祖母は当然のことながら高齢だ。
でも女だから「お歳はいくつ?」なんて、野暮な話はしたことはない。
体調を崩してからも起きれる時は、お化粧をし身綺麗にしていた。
色白でお洋服や美容が好きだった。
美しいものが好きだった。
本が好きだった。
絵を描くのも観るのも好きだった。
ガールズトークが好きだった。
創作する事が好きだった。
静かに思索するのが好きだった。
"お嬢さん"の雰囲気をずっと身にまとっていた。
でも、戦中戦後と乗り越えてきた人だった。
今思えば。おばあちゃんとの会話は、常にガールズトークだった。
別にキャピキャピして浮ついているという意味ではない。
いわゆる世間一般のおばあちゃん像とはかけ離れていると思われる。
私の自慢の美しい女の先輩だった。
おばあちゃんが私にとってどんな人だったか、思いつくまま書き連ねた。
今は、ただ状況を受け止めるだけだ。

