今日、日本橋へ行ったのは
買い物をするため。
本屋の丸善・日本橋店へ、
ずっと欲しかった本を
買いに行ったのです。
マリオ・バルガス=リョサ著、
「フリアとシナリオライター」
ラテンアメリカ文学の巨匠、
バルガス・リョサが描いた、
半自伝的小説です。
まだTVの時代ではなく、
ラジオ黄金期の頃。
ペルーのリマにあるラジオ局を
主舞台にしたお話。
そして、主な登場人物は3人。
まずは、
主人公である「僕」こと、マリオ。
彼は大学に籍を置きつつ、
ラジオ局の報道部に勤める
18歳の小説家志望の若者。
次に、
マリオの叔母であるフリア。
離婚経験ありの32歳。
彼女はマリオと恋に落ちる。
そしてもう1人。
ラジオドラマの制作で
手腕を発揮する、天才的な
シナリオライター兼演出家、
ベドロ・カマーチョ。
彼等3人が同時並行的に
物語を成して行くのです。
又、この作品はメタ的な
構造になっていて、
ペドロ・カマーチョが作り上げた
ラジオドラマも、
短編として作品内に
数々盛り込まれています。
私がこの作品に魅了されたのは、
その短編群の素晴らしさ。
又、ペドロ・カマーチョの
天才ぶりが、見事に描かれて
いたから。
作品内に、本当に天才が
存在しているのです。
天才を描き切ってしまう、
マリオ・バルガス=リョサの
筆力に脱帽なのです。
…なんで買ったばかりの本を
こんなに詳しく知っているのか。
それは以前、図書館で
借りて読んだから。
(そしてメモ魔)
すごく面白かった本なので、
手元に置きたかったのです。
手に入れられて、すごく嬉しい。
舌なめずりしながら読みますよ~。
あとひとつ、
この作品を読み返して
確認したいことが
あったのですが、
その話はまた今度。
読了後ということで。
