恩田陸の作品。「六番目の小夜子」確かこの間NHKで再放送されていたような?
名前と代表的な作品の名前は結構前から知っていたのですが、今回初めて手に取りました。
ま、ジャケ買いに近いのです。
最初、写真の風景に半透明の紙でも二重に巻いてあるのかな?と思いましたが
そのように見えるように加工されているんですね。
表紙を取っ払って、その裏を見ると面白いものが。
小説の内容をついつい彷彿してしまう、非常に凝った装丁です。
見える世界。見えない世界。
著者: 恩田 陸
タイトル: ユージニア
誰が世界を手にしたのか?
物語は、インタビュー、独白、回想で綴られていく。
昔起こった、ある事件。十七人もの人が毒殺された。
結局、その事件は犯人らしき人物の自殺で幕を閉じたのだったが、
それから約十年後。一人の女性が大学の卒業論文として、この事件を取り上げた。そして、事件に関係した人々にインタビューし、一冊の本を世に出した。彼女は、当時あの事件を身近で遭遇した一人だった。
その本は何を意味していたのか、ノンフィクションだったのかフィクションだったのか。
最初、2章まで意味が全く分らなかった。プロローグを読み返してみるも、???
途中内容を把握したとたん、この物語で最初から出てくるこの人は、一体誰なのかと、謎が出てくる。
構成も、一章一章、登場する人物が変わり、最初この人は誰だ?とドキドキしながら読んでいく。もしかしたら、この人が?
え?何でこんな話が装入されるんだ?
おもしろーい。読む手が止まりませんでしたよ。
恩田陸のほかの作品もバシバシ読んでいこう!