壬生の新撰組!(山南さんの気分になれます?) | FC2に移転しました(線路巡礼)

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記事を書き残していました。
今年の出来事は今年のウチに!(笑)


これは、今年6月の、あの楽しかった寝台列車日本一周の時の話。

「なは・つき」で京都に着いて(実際には遅れたから新幹線)、
「トワイライトEX」に乗るまでの時間で、
桂離宮に行きましたが、
http://blogs.yahoo.co.jp/lunchapi/49739813.html

桂離宮(予約制)に行くまで、1時間くらい時間が出来ました。
これを利用しない手はありません!
奥さんは、すぐそばにある得意のコナミスポーツ京都店へ。
私は、近くの壬生まで行きました。

壬生は新撰組発祥の地。
歴史好きとしては、絶対に行きたかった場所なのです。

とにかく時間がありません。急げ~

イメージ 1
屯所跡がそのまま残っており、
大人千円で見学できるらしいのですが、
あまりに観光地化しています(というか、値段が高いよ、泣)
おまけに修学旅行生がいてウルさそうなので、パス。

イメージ 2
屯所跡は、すぐそばにもう一軒残っていますが、
こちらは非公開。
どうも非公開の方が観光地化されていなくて、
なんとなく好感が持てますね(笑)

隊士のお墓廻りもしました。

イメージ 3

壬生寺。屯所のそばにあり、ちょっと有名。
新撰組ファンにはお馴染み、悲劇の勘定方(会計責任者)、河合喜三郎さんのお墓があります。
近藤勇の像なんかもあります。

イメージ 4

少し離れて、光縁寺。
ここは隠れた新撰組の聖地。
一部では「土方歳三」以上の人気がある
光縁寺の「山南敬介」さんのお墓は必見です。

でも、墓石の右側面にも河合喜三郎さんの文字が。

どうして両方の寺に同じ人の墓があるの?
と、光縁寺の住職に聞くと、

どちらが本物というわけではないが、
あちらは「壬生」という名前がひとり歩きした観光地。
だから、役者が建てた銅像まである(笑)
こちらは・・・

とっても良く事情がよく分かりました(笑)
壬生寺ってそういうものだったんだ。
なんとなく、こちらを信じましょう。


おまけ、
山南さんの話。

新撰組創設の立役者の一人にもかかわらず、
「総長」という中途半端な役職に甘んじてきた山南さん。
とうとう新撰組を辞める決意。
でも、辞めたら切腹です。

この人が新撰組を脱走して江戸に向かったとき。
山南さんは人気者。誰も捕まえて罰したくありません。

土方さんの命令で、
仕方なく、沖田総司が追いかけます。

当時。
京都から江戸に向かう場合。
「草津」から先に行ってしまえば、
東海道と中山道、どちらを通って脱走するか分かりませんでした。
だから、ゆっくり草津まで追いかけて、
見つかりませんでした~、と帰ってくればいい。

と・こ・ろ・が、
律儀な山南さんは、あろうことか草津宿でわざわざ一泊していたらしいです。
追っ手が困らないように(?)

沖田君も、見つけてしまった以上は仕方なく・・・

というのは、新撰組感動の小話のひとつですね。

そんな歴史のある草津です。
街道の分岐駅だったのです。重要。
鉄道に例えれば、米原駅かな?

旧東海道歩きのとき、
草津宿では山南さんの気分になっていたことは言うまでもありません(笑)

なんか、もう一度草津に行きたくなったなぁ(アブナイ)