











お散歩夫婦は、どうしても旅の続きを歩きたくなってしまいました!
いつものように小田急経由。なんと小田原駅手前付近から、富士山がバッチリ見えます。
幸先ヨシ?
今回の電車の予定は、私の奥さんが自分で検索ソフトで調べました。
だんだん、鉄道おバカの夫による英才教育が行き届いてきたようです(?)
自分で調べると、また楽しいですよね♪
途中の乗換えで必死に走り回りながらも、トントントンと調子よく乗り継いで、富士駅に9:12着。
身延線に乗り換えます。
富士駅での待ち時間、ワムさんの入替風景も堪能。
(柚木駅にもどる)
身延線ひと駅目の、柚木駅で下車。
前回、柚木駅を過ぎて、富士川の橋を渡り、さらに富士川駅まで夕刻に歩いているのですが、富士川の橋を越えた先から約2キロ、道を完全に間違えていたのです。
マジメ?な私たちは、わざわざ橋まで歩き、そこから出直すことにしました。
富士川駅から橋までもどるより、柚木駅から歩きなおした方が近いのです。
9:23柚木駅着。ホームからでかい富士山を見て、いざスタートです。
今までで一番富士山がよく見えます♪
今日は黒い富士山という感じです。
(もう一回、富士川鉄橋、写真1)
富士川の鉄橋をもう一度渡ります。
今日は長い橋から、バッチリ大きな富士山が見えます。
もどってきて、よかった(笑)。
(前回からの続き、富士川町岩淵地区)
橋を渡りきったところから、本当のスタートです。
もともと、旧東海道に橋はありませんでした。
富士川の少し上流を渡し舟で渡っていました。
だから、橋から少し右(上流側)に行かないと、旧東海道ではないのです。
前回は、橋を渡ってすぐそばの小さい坂を上がって、失敗しました。
肝心なところに、全く何の案内もありません(泣)。
というわけで、今回のお散歩旅の本当のスタートです。
船着き場跡?付近から、山の中腹にあがると、その先は平らな道がずっと続きます。
(前回、川岸から見上げた時、ずいぶん山の中を、と思っていましたが、意外と開けた場所でした)
橋を渡ると富士川町です。この辺りは岩淵という地区です。
旧東海道の保存に熱心な町で、東海道の陣屋跡の古い家も無料公開中。
この先の旧東海道の詳しい地図までもらいました。アリガトウございます。
でもね、一番知りたかったのは富士川鉄橋からこの町に入るまでの道程なんですけど(笑)。
イイ感じの町なのですが、意外と車の交通量が多いのが玉にキズです。
山の中なのにね?
(富士川駅付近)
海から離れた山の中腹を歩きます。
海は意外と見えないのですが、富士山はよく見えます。
でも残念なことに、富士山は後ろになってしまいました。
振り返りながら見る、後ろ富士?です。
富士川を越えると、もう富士山は後ろ側なのですね・・・。
町の案内では、西から東に歩くようになっています。
そのほうが富士山が正面に見えますからね。
私たちもそうしようかな・・・。
ダメです(笑)。
江戸から京都まで、続けて歩くことに意義があるのです?。後ろ富士でも、ガマンガマン。
富士川駅付近の山腹を通過(旧東海道は駅とは離れている)。
(旧東海道を壊す?障害物群、写真2)
最初の障害物発見?
町を離れると、山側の高いところを平行して走ってきた東名高速とクロスして、その下をくぐります。
さらに歩くと、次の障害物。今度は南から来た新幹線の線路で道が行き止まり?。
人がひとりやっと通れる情けないトンネルが東海道です(泣)。
ここから少し上り道になりますが、ここから見える富士山は、ちょっと感動もの。写真3
さらに進み、また障害物(東名高速)とぶつかります。
今度は橋で上を渡ります。
ここの場所、旧東海道は高速道路工事で完全に破壊されているようです。
(蒲原町(静岡市)、写真4)
東名高速をわたり、海側に出ると、蒲原町です。
ここから一気に道を下ります。
日本軽金属の大きな工場が見えてきました。
蒲原というのは、雪の蒲原宿?の絵で有名だそうです。
大きな看板がありました。蒲原宿のイメージで町おこしをしていまます。
でも、静岡市清水区と書いてあります・・・。
そうです、蒲原町は静岡市と合併したばかりなのです。
すでに清水市も静岡市に合併されており、その一部だから清水区?らしいです。
なんか情けないというか、とっても違和感があります。
おまけに、その隣の由比町は合併反対。
ですから、蒲原地区は由比町をまたいで静岡市の飛び地になってしまったのです(笑)。
(11:30蒲原宿、写真5、6)
行政上の分類はともかく、蒲原の町は本当に良く町並みが保存されています。
宿場全体がわざと鍵状に海から少し離れており、明治以降にできた幹線道路(旧国道1号線)が宿場の中を通過しなかったおかげで、宿場ごと保存されたみたいです。
文化財として無料公開されている旧家があると、ホイホイ見学。
旧本陣は2階まで公開してくれているので、旧東海道を格子から眺めることができます。
歯医者の洋館もありました。これも素敵です。
楽しくて、なかなか先に進みません。
本当は旧家でお茶でも飲みたいのですが、今日はどうしても由比でさくらえびを食べねばならないので、先を急ぎます。
(新蒲原駅)
蒲原宿の真ん中部分あたりで、左手に少し入ると新蒲原駅があります。
旧東海道は鍵状に曲がり、旧国道1号線に合流。
東海道線もすぐそばを平行して走ります。
このまま、由比宿へ向けてまっすぐ歩きます。
蒲原宿と由比宿の間は、江戸時代から人家が密集していたらしいです。
宿を出ても、ずっと昔の家が点在します。
昔の家とは、道に面した間口が狭くて、奥行きが長い長屋のこと。
間口が狭いのは、その幅で税金がかけられていたからだとか。
玄関が道に面しているから、すぐに分かります。
(13:00、蒲原駅)
実は数年前、有名なさった峠に行きたくて、興津駅から由比駅まで歩き、由比宿見学のついでに蒲原駅まで歩いたことがあるのです。
その時に由比宿で食べたさくらえびの味が忘れられず、もう一度訪れたくらいです。
今回は、この区間を逆に歩くことになりました。
(由比宿、由比町に入る)
昔の家を見ながら、以前歩いた道を逆に歩くと、旧東海道は旧国道1号線と別れ由比宿に入ります。
ここも蒲原宿と同じで、町中を国道が通らなかったので昔の町が残ります。
由比宿を歩くのは三回目なのですが、旧東海道を意識しながら歩くと、また良さが違います。
旧本陣のあとは、大きな公園。美術館もあります。
由比宿はちょっとした観光地、大型観光バスも来ます。
その辺は興ざめですが、梅雨のおかげ?で客足は少なくラッキーです(笑)。
時代劇でおなじみの由比正雪の実家?もあります。
未だに染物やを営業中。
写真7、8
我が家のお気に入りレストラン、「海の庭」に入ります。
ここは、駿河灘と東海道線が見える席で、比較的安価でさくらえび料理を食べることが出来ます。
いつもの、かきあげセイロを注文。
相変わらず美味しいです。
お持ち帰り「バラ揚げ」も購入。
残念ながら富士山は雲でみえませんが、真下を走る東海道線の湘南電車や貨物列車を楽しく撮影。
でも、お店の中ではしゃぐと、奥さんに怒られます(笑)。
由比に来たら、由比漁港にも寄ってしまいます。
これも3度目なので、地元の人しか知らない秘密の近道(東海道線のレールの下に、海岸に抜けられるトンネル)を使って、由比漁港へ。
ここに漁業直営の店があります。
生さくらえびの冷凍ものを購入できます。
ちゃんと、保冷パック持参なのです(笑)。
少し重いけど、旅にお土産は付き物です。もちろん、自宅用。
新しく、かき揚げ屋も出来たみたいで、これもお土産購入。
(15:15、由比駅)
旧東海道は由比駅前を通ります。この先で山側を走っていた旧国道とクロス、今度は山側を西へ進みます。
少しポツリときました。
雨が降ってくるかもしれません、急ぎましょう!
(さった峠、写真9、10)
ここから、さった峠越えに入ります。
江戸時代、東海道の親不知といわれた難所です。
難所といっても、1度歩いたことがある峠なので、気楽に行ってしまいます。
道はどんどん上り坂になります。海が見えてきました。伊豆半島が真横に見えます。
夏ミカンと枇杷の畑の中を歩いていきます。
農業用のレールカーがたくさん敷設されています。
道にそって、500mくらい続くレールもあります。
これに乗ってみたいなぁ。
車が入れなくなる場所から少し先に、有名な展望台があります。
ここから富士山を眺めると、眼下の狭い場所に東海道線、国道1号線、東名高速がひしめき合うところです。
雲がかかっていますが、富士山を見ることができました。満足。
持ち歩いてきた重い夏みかん(泣)をここで食しました。
周りは、夏みかんだらけなんですけど(笑)
(旧清水市(現静岡市))
この峠で、由比町から旧清水市に入ります。
また静岡市に入るわけですね。情緒がないなぁ。
イキナリ、下り坂になります。
何故か、墓地の中を抜けます。
道が分かれます。左手の下道と右手の中道。
いづれも興津駅まで行きます。
下道とは海岸通りを通る近道です。
でも、旧東海道は、中道なんですって。
イイ子だから、中道を歩きます。
この中道、どうみても区画整理で生まれた道路にみえるのです。本当に旧東海道?ブツブツ。
でも、しばらく歩くと、すごくイイ雰囲気の「村」みたいなところに入りました。
こちらの道を歩いてよかった(笑)。
興津川に出ました。
ここも昔は橋がなく、渡しだったそうです。
東海道線の下をくぐり、国道1号線に合流します。
その直前、ワムさん貨物列車が轟音とともに頭上を東へ走り抜けていきました。
久々に国道1号を歩きます。
興津川をわたると、雨が降ってきました!傘は1本しかありません(ナイよりマシ)、急ぎましょう。
国道1号線をそのまままっすぐ約1キロ歩くと、興津駅が見えてきました。
(17:40、興津駅)
雨の中、やっと到着。
駅前のスーパーで、また「ぐぴなま」を購入。
いつものように、帰りの電車で宴会です。
今日は、さくらえびのバラ揚げという特上のおつまみ付きです。
残念ながら、湘南電車ではありませんでしたが、211系?という電車の一番先頭は二人座席の展望シートです。楽しいさくらえび大宴会。
おお!、夕闇の車窓には、富士山が見えるではないですか!
帰宅は21時。
本当に遠くなりました。
でも、梅雨に入ったのに、午前中ははっきり富士山まで見えて満足です。
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実は、最初に日本橋から歩き始めた時、冗談目標の一つに、歩いて由比までさくらえびを食べに行こう!がありました。
今回で旅の目的をひとつ達成できたみたいです(笑)。
ちなみに、興津駅手前にある国道1号線のキロポストは日本橋から165キロでした。
同じく手前にある旧東海道の一里塚は41番目。4キロ×41=164キロ?
もうこんなに歩きました(驚)。
この先、暑い日は歩きたくないです。
もちろん、雨はイヤです。
お金も時間もかかります。
青春18切符の発売を待ちましょうか?それとも、泊まった方がいいかな?
ワガママな、お散歩旅なので、次回はいつになるか不明です。
でも、何故か、私より奥さんがヤル気です。がんばります?