離婚して昼間は働いていたので、飲むのは夜だけになった
結婚してた時には、気を紛らわすための飲酒だったけど
徐々に惰性で飲むようになっていた
そんな中、とある店のマスターにパチンコ屋で会い
そこでスカウトされ夜のお仕事をすることになる(笑)
昼の仕事に集中したかったので気が向かなかったけど
頼まれたら断れない性格
とりあえず週3日程度の約束でスタートした
それきっかけで、さらにお酒にハマることになってしまう
こっちは仕事で”飲まなきゃ”なので、無理に飲むことになる
それから色々と麻痺していったんだと思う
多少の量では酔わなくなったし、度数も高いものじゃダメ
夜の仕事を辞めてからも、それは続いていた
そんな生活をしていたら当然、血液検査でひっかかる
それでも、酒を減らすことはなかった
元々長生きなんてしたくなかったので
どんだけ数値が悪かろうと知ったこっちゃない
むしろ、自分を痛めつける行為に近かったと思う
そこから約20年ほど酒浸りの生活を送ることに…
あ、でも昼間はちゃんと仕事はしてましたよ
酒もタバコと一緒で何度も辞めようとした
4ℓの安いボトルの焼酎を常備してたんだけど
泣きながらキッチンのシンクに流したことも何度もあった
それでも、翌日になると懲りずにまた買って飲んでいた
完全にアルコール依存症だった
***つづく***