父母が
頭かき撫で
幸くあれて
言ひし言葉ぜ
忘れかねつる 丈部稲麻呂
ちちははが・・・ かしらかきなで・・さくあれて・・・・ いいしけとばぜ・・・わすれかねつる はせつかべのいなまろ
『万葉集』巻 二十には九州の防衛に送られた東国の防人たちの歌が収められている。 父と母が私の頭を撫でながら 「無事でいなさいよ」と言った言葉が忘れられない。 親子の情は今も昔も変わらない。 作者はその名前のみ伝わる駿河の若者。 2008.1.14 読売新聞より。。。
私は晴れ着姿は正月も 今日も見ることができなかったが、”成人の日”が本日 おこなわれた。 A 31-syllable Japanese poem 和歌 ・・・・名のみ伝わる駿河の若者が見事にその心の姿をうたっているではないか。 31文字ですべてを表現する素晴らしい文化だ。!