千葉山 智満寺の山道へはいり、いくらか経つと この杉の前に出る。
○ ”頼朝杉”
ただ一本 孤独に立つ杉、よりともの杉だ。 前回は見落としていた・・行路がちがったのだろうか? 今回は
一番最初に眼に入る。 - この杉が最も樹姿が良い。 頼朝の生き様を物語るようである。 樹齢800年以上というが、この杉はもっといっているだろう・・・・・ 正に堂々たるものだ。
○ ”茅葺き山門”
寺の急階段を昇りきると、山門がある。 いまにも倒れそうな仁王様 ニ対。 宋朝風の仏像だと思う。
眼なども抜け、体のあちこちに亀裂が入っている。 「金がないんだ。・・(一人語)」 「へーっ! 徳川家康の
寄進だって!」 「大判、どこかへ隠していないのかな? 仏像の修理
代てどのくらいかかるかなあー?」
島田中央病院から 田舎道を少し行くと、”十一丁目参道”の標識がある。十一丁というから、一定の距離感
覚をおいて石仏が参道に点在し、千葉山 奥の院まである。・・・・・・いずれ駅前ホテルに泊まり、石仏を拝
みながら 奥の院まで行くのを楽しみにしている。・・・・・・
山頂 奥の院ちかく、 そばにN 氏が先に来ていた。 「大黒女。 大黒様の女。とても珍しいです。
ホラッ! 米俵を上に持ち上げている スーパーウーマンです」 力持ちの大黒女。
#2002年6月2日 (日) TOKYO発 7:38 ”こだま443号”
静岡県島田市 ”千葉山 智満寺 奥の院を” 訪ねる。 (2 回目)