1964年(昭和39年)東京オリンピックのとき、各国の選手の毛髪をとって水銀含有量を調査した。

西ドイツ  0・10  イギリス  1・50  アメリカ  2・57   日本  6・50 (PPMをあらわす) 頭髪に関していえば、日本人は西ドイツ人の 65倍 の水銀を含有しているのである。   世界に名高い、はじめは政府高官たちも何んでもないと口で保障していた みなまた病は、脳に 8PPMの水銀が入って神経を冒したとき発病するといわれる。 ・・・・なんとも薄気味悪い話である。

  昭和30年代、12年間にわたり田畑一ヘクタールに入ってる水銀農薬の量は、

 スウエデーン  4  ドイツ   6  イギリス   6  フランス   6  オランダ   9   アメリカ  25

(数字はグラム) 日本は日本は日本はどうたの・・・・ はい、田畑に一ヘクタールに投じた水銀農薬は730G。

ドクロドクロヘリコプターによる空中散布、農村から続々病人が現れ、直接散布にあたった職員はまず目をやられ、・・・次いで彼らは肝臓障害を起こした。・・・・・・・・・水銀農薬の土壌汚染は・・・・・・・・最も希望の持てる数字で、50年残留するといわれている。 「気持ちが悪いから、ご飯を食べるのはやめよう」 まあーどこをつついても禄な話にならない日本である。 ***   「複合汚染」 有吉佐和子 著 蒼印は私の文である。

□□水銀は体内に入っても勿論、毒であるし、始末に悪いのは体外になかなか出しずらいものである。頭にもむろん関係あるし、世代を超えて蝕んでゆく。   毒を知り、心から毒を憎み、たたかいましょう!来年は我が家から毒をのぞき、毒を好きな人をなくそう。