縄文杉ばかり有名だが、品格のある杉が多い。

トロツコ道の最終点でもおー行き先がない崖ぷちだ。 とらロープが張られ「立ち入り禁止」の札がぶら下がつて。其の先下は滝つぼになつており、ビルのような大きな岩、中くらいの岩とさまざまに点在し、怒涛の滝がこれでもかこれでもかと落下し続けている。 むかつて右手側が千年を遥かに超える杉軍団の山々ーそこが正しく「大株歩道」入り口となつている。   大杉谷の方向へむかつて沿つてある道が、大株歩道なのだ。

   この歩道をすすんで最初に会えるのが、「三代杉」だ。 ビロードの空を背景に大きな大きな木が我々の前に立つ。 堂堂の音をさせて。  初代が倒木し、二代目がその上に生命を宿し、さらに三代目が命を・・・・・・

三代の大家系が一本になつて。  ・・・・内部が祠のようになつて人間が入れる。

   後に大王杉 翁杉 夫婦杉 と対面してゆくのだが、時間差、 方向等のちがいなどある。