1946年・イギリス まだ公害だの”地球温暖化”などの言葉も聴かなくてすむ時代だ。(^_^)v(^_^)v(^_^)v
デボラ・カーとジーン シモンズを一躍世界に知らしめた名作である。・・・・・・ヒマヤラの奥地にある宮殿。----以前は領主のハーレム、そこに教会を開き子供たちの教育にとイギリスから尼僧たちを招く。 デボラ・カーが選ばれ、四人の尼僧たちとともにヒマヤラへむかう。高度2400M以上のけわしく厳しい美しいyamayamaに囲まれた断崖絶壁上だ。 初めは順調にいつてるようにみえるのだが、土地の根深い因習、そしてたつた一人 いるイギリス人男性をめぐつて尼僧たちの心はゆらぐ。 去つてゆくもの。心を病み、デボラ^カーを殺そうとして死んでゆくもの。
さらに凄いMAKEUPで土地の奔放な野生的少女ジーンシモンズたちとの間でドラマテイツクに物語は変転してゆく。
・・・第20回アカデミー賞 撮影賞 美術監督受賞してるだけに女心にひそむセツクスへのもだえをギラリと光る太陽の下にあからさまにしてみせる。 撮影による色彩設計も見事の一言。 人間のつくつた”いやらしいもの”によつてヒマラヤを離れてゆく人々。 いま日本の場合、京都議定書にもとずき”地球温暖化防止という「お題目」を唱えている時だが、言葉の遊びですむ段階はとうに過ぎている。
一人ひとりが自分のできることを・・・・・車に乗らない。風呂回数を減らす。クーラーをつけないなどなど・・・・・