最近、うつうつとしていた・・・


「必要とされること」

について、色々と考えていた。


夫のために

洗濯・掃除・炊事・・・


母の介護・・・


仕事・・・


「労働力」

としては、必要とされている。


でも、夫からは、他の女性ではなく、

私を女性として必要としてほしい。


こんなことを考えながら、

最近過ごしていた・・・


私は、院内で患者さんとバッタリ会うと、

なるべく声をかけることにしている。

今日、久しぶりに会った患者さんの

一言・・・


「お久しぶりですね!!

なかなかお会いできなくて、

さびしかったですよー!!」


この単純な一言が、

すごく今の私には有り難かった。


特に、深い意味はない。

挨拶程度のセリフだが、

なんだか涙が出そうになった・・・

「ありがとうございます」

とだけ言って、

裏で泣くのをこらえた。


患者さんに救われちゃいけない

のですがね・・・(^▽^;)


でも正直、本当に有り難いと

心から想いました・・・


少なくとも、

「患者さんは、私を人として

必要としてくれているんだな。」

と、想うことができ、

また、ここまで自分の精神が、

極限状態であることに気づかされた。


色々なことがあり、

つらい想いはしているが、

うつ状態になって、

色々なことを学んだ。


うつになると、

「ホントに、やらなきゃいけないことを

こなすのがきついってこと。」


「頭が働かなくなり、

よけいに焦って空回りしてしまい、

悪循環に悩むこと。」


「自分がどこまで苦しいかさえ、

感じなくなり、

ただただしんどいという感覚だけで、

感情鈍磨になったりすること。」


自分が患者さんと

同じ状態になるということで、

「何がどうつらいのか」

ということが、

今までよりは

わかることができると思う。


患者さんから学ぶことは、

とてもたくさんある。