この映画を観て、
あらためて感じた。
民衆が一色になることの怖さ・・・。
そして、いつの世も、
それに意義を唱える少数の人たちが
いること。
たとえそれが、どんな小さな力であっても、
誠心誠意頑張れば、
方向を修正できるということ・・・。
私が小さい頃、
「ある事件」で叩かれていたテレビ局のトップの
人に、手紙を書いたことがある。
「報道では、あなた方はひどく悪者のように扱われて
いるけど、私はこの事件を報道どおりには
受け取っていません。
報道・世論を鵜呑みにせず、
真実を見ることのできる大人に
なりたいと思っています。」
と・・・。
後日、テレビで頭を下げていたそのおじさんと
奥様が、ケーキを持って、
「ありがとう。手紙を読んで、家族で泣きました。」
と、うちにきてくれました。
幼い頃の私は、
「やっぱりだ・・・。この人たちは悪人じゃない!!」
と感じました。
20世紀少年を観て、幼い頃のこんなエピソードを
思い出しました。