仕事中に、近所の奥さんから着信。
「ご主人が救急車で運ばれましたよ!」
はぁ??😱
夫は自宅でぎっくり腰に見舞われ、激痛でまったく身動きできなくなってしまったという
歩くことも立つこともできなくなり、仕方なく手元にあったスマホから自分で救急車を要請したとのこと。
その一報を聞いて、
私が真っ先に考えたのは、
猫大丈夫?!
夫じゃないんかい
だって、救急隊が家に入ったということは、どさくさに紛れて猫が外に出たりしてないだろうか
我が家は完全室内飼いです。
これは一大事!
急いで帰宅したところ、
電話をくださったご近所の奥さんが玄関先で待ち構えていてくれました。
ご近所奥さんは
救急隊が到着した時に、
「この家、猫がいるんです!外に逃げ出さないように私が見張りますから!」
と言って、先頭に立って家に入ってくれたそうです。
この奥さんも猫飼いさん。
さすがわかっていらっしゃる
おかげで助かりました
ご近所奥さんの話によると…
救急隊が家に入ってきた瞬間、猫たちは一斉にダダダーッと家の中を逃げ惑い、
イブはキャットタワーのてっぺんへ避難し、
まぁちゃんはソファーの下へ駆け込み、
ミキは引き戸をガラッ!と開けて、お風呂場へ逃げたそうです。
でもチョコの姿だけは見かけなかった、と…
「家に入ったら、4頭ぜんぶいるか確認してね!」
ご近所奥さんにそう言われ、家に入りました。
家の中はシーン…
何事も無かったように静まり返っていて、
猫が1頭も見えない
チョコ!まぁちゃん!
イブ、ミキ!
名前を呼びながら歩くと、最初に出てきたのはチョコ。
いつも通りの様子でスタスタとリビングに入ってきました。
よかった、チョコいた
続いて、
まぁちゃん発見!
キャットタワーのボックスの中に隠れていました。
まぁちゃんの目、ギラギラしてる
怯えている時の目。
よほど怖かったんでしょうね
さて、あと2頭はどこに…?
イブとミキ、 どこー?
狭い家なのに、猫が本気で隠れると見つからないもんですね
家の中を捜索すること15分…
やっと見つけた!
イブとミキは、ふだん開けない窓のカーテンの裏に隠れていました。
2頭とも、まぁちゃんと同じくギラギラの目で…
みんな怖かったね
ご近所奥さんに電話して、猫は全員家にいたことを報告し、お礼を言いました。
「よかったー
いやー、みんなパニックになってたよ。特にキミちゃんが凄かった。ガラーッとドア開けてすごい勢いで走ってった。キミちゃんやるねー!」
ミキですが…
ご近所奥さん、ありがとうございました
隠れながら、猫たちはきっと、
「おとーさん、びょーいんに連れて行かれたんだよね?」
「いや、里親さんが決まって新しい家に連れて行かれたのかも。たぶん。」
「じゃ、次はオレの番か?」
「もうずっーと隠れていよう」
とかなんとか話していたのかもしれませんね
その後、
夫は数日入院し、今は無事に退院しております。
ご心配おかけしました…