腑に落ちる瞬間 | モノローグ★ダークサイド

腑に落ちる瞬間

最近、急にできるようになったことがある。

それは、

 

ゴミとそうじゃないものの区別がつくようになった。

 

ってこと。

 

普通の人にとっては当たり前のことが、

自分にとってはそうではなかった。

 

・何か『後で』役に立つのではないかと思った。

・『もったいない』『節約』『備え』が美徳だと思った。

 

だから、何でも取っておいた。

だから、家の中が物であふれかえった。

 

 

改めて過去の自分を考えてみると、

 

・1つ買ったら、同じ(ような)物がもっと欲しくなった。

・必要以上にたくさん欲しかった。

 

もちろん、手に入れる時はそれを使う構想があった、

ように思うが、そうでなかったかもしれない。

 

 

なぜ?と言われても、ただ欲しかっただけで、

自分でも理由などわからない。

今にして思えば、何かしら満たされないものを

埋めようとしていたのかもしれないが、わからない。

 

そして、改めて考えてみると、それは

 

現実に向き合ってこなかった結果

 

のようにも思われる。

 

 

過去には「こんまり」を読んでみたり、

「断捨離」を読んでみたりしたが、あまり響かなかった。

なので、家の片づけ(まず捨てること)も全然進まなかった。

 

それがここに来て「離婚」だの「引越」だの突きつけられて、

現実と向き合わなくてはならなくなって初めて、突然、

わかった のだった。

 

 

最近、どこで見たか忘れたが、

つまらないものを使っていると、自分がそれに見合った

つまらない人間だと潜在意識に植え付けてしまう

のだとか。

 

それって、すごく嫌!!

 

心からそう思った。だから、

 

つまらないもの、必要でないものはみんな捨てる!

やりたいことをやる!

 

夫が自分にとって

「必要な人間か」「必要でない人間か」

はまだわかってないけど、

少なくとも

「現実を見なかった私は、見る目がなかった」

と思っている。