アクセシビリティチェック | 神楽坂|M Salon

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企業研修や委託訓練の講師をしており、IT講座やビジネススキルに関する講座を担当中です。神楽坂のサロンでは、定期的にメンタリング+美食の饗宴サービスを開催しております。

前回の記事(図の背景削除)に続く第2弾・・・
確認中のテキストで、実際の操作と違う箇所の備忘録です。
 

WordやExcelを、視覚に障碍のあるユーザーが操作するとき、
音声読み上げソフトを使うことがあります。

その場合、画像や図形は言葉で表現ができないので、

どんなオブジェクトなのか分かるように説明した文章を
代替テキストといいます。( HTMLだとalt属性 )

アクセシビリティチェックをすると、画像や図形などのオブジェクトに、
代替テキストが含まれているかどうかを、確認することができます。


これは余談ですが・・・
「代替」は本来"だいたい"が正確な読み方です。
しかし、「替」を「たい」と読む言葉が少ないこと、
「大体」と区別がしやすいという理由から、
今では"だいがえ"という読み方が定着してしまいました。

現在は、どちらを使っても間違いにはなりませんが、
ビジネス上では、指摘されることもありますので要注意です...^^;


【操作方法】
ファイル→情報→問題のチェック→アクセシビリティチェックの順

操作手順の画像

FOM出版 Word2016応用
【該当ページ】P.230~P.231 アクセシビリティチェック

P.230で「アクセシビリティチェックの実行」を行っても、
「アクセシビリティに関する問題はありません」と表示されます。

検査結果の画像

こちらも原因は、Officeのバージョンアップによるもので、
代替テキストを設定していない表を、
アクセシビリティチェックで抽出することができません。

【対処方法】
上記理由により、P.230-⑤と⑥の操作は不要です。
P.231-「2文書の修正」に進んでください。
P.231-①「表を右クリックします」を、
「4ページ目の表を右クリックします」に読み替えます。
その後の続きは、テキストの流れで大丈夫です。