ブログネタ:最近見た夢は? 参加中


あるところに限りなくつるっぱげに近い薄毛の王様がいました。
でも、王様がつるっぱげに近い薄毛なのはオトナ達(公然)のヒミツです。
薄毛@ヒミツの王様はヅラが好きでした。
その日の天気や会う相手によって一日に何度もヅラを替えます。
薄毛@ヒミツの王様はたくさんヅラを持っていましたが、まだまだ欲しいと思っていました。
ある日、異国のヅラ職人が薄毛@ヒミツの王様に謁見を許されて、こう言いました。
「もし、わたくしにお任せくだされば、今までに見たこともないような素晴らしい毛艶で、しかもちっとも重さを感じないヅラをお作りいたします。ただし、そのヅラは、ハゲと役立たずには見えません」
その申し出を聞いた薄毛@ヒミツの王様は、そのヅラに興味を示し、さっそく作らせることにしました。

はたして、出来上がったヅラの入った箱を恭しく持ってきたヅラ職人。
王様と大臣たちが居並ぶ広間での御披露目となりました。
   OPEN THE BOX!
しかし、どうでしょう。肝心のヅラが全く見えません。
ハゲと役立たずには見えないヅラ』だからでしょうか?
素晴らしいヅラがあるはずの箱の中、一同の目には箱の底しか見えないのです。が、見えないと言えばハゲはともかく役立たずとされて、御役御免(懲戒処分)になってしまうと考えた大臣達が、われ先にとってつけたような褒め言葉を口にしようとしたその時でした。
王様がヅラ職人に訊きました。
「で、ヅラはどこじゃ?」
「はい、ですから、この箱の中にございます」
「まさかお前は、この国の主たる朕がハゲ。または役立たず。もしくはその両方だ。とでも言うのかのぅ?」
「そ、それは・・・」
異国のヅラ職人@詐欺師は毛を毟られて追放されましたとさ。