今朝 大根を抜きに、数日ぶりでプチ畑へ

そしたらやっぱり予想どおりで、カエルの卵が孵化しかけてました

しかも一匹はちゃんと、オタマジャクシになってた

  

下画像がわかり難いように粒々のゴミみたいだったものの、

発泡スチロール箱にたまった雨水に浮かんでた連結トレーの

3㎝四方マスでとろけだしてました

 

あまりに小さな卵塊だけど、先日の鳴き声からしてヒキガエル?

    

でも、14年前のとは、全く違う…… 

土埃にまみれてた卵塊は、驚くほど太く長い紐状にのたくってた

        

昔は浅流れがあった欅の急坂で見つけたものです

 

そのころの私は14年分若かったので、毎日のように見に行ってました

変形性膝関節症の術後だったのに、よくまあできたもんだ

あらためて膝痛に悩んでる今の私には、とても考えられない

 

 

素早い快復を盲信できるだけ心もひねこびてなかったから、

誕生した生命が日に々に育ちゆく過程に自分を重ね見てたんだろな……

 

 

 

それとね、沈んだ枯葉が透ける浅流れに映る小さな空を、

しゃがみ見下ろせるのがとても気に入ってから……

 

みずみずしい空へと裸木の梢が末梢の血管めいて伸びてるさまを、

天よりなお高い宙からの視座で季節を司どってるかのように──

こんなおどろおどろしさは、腹腔でのたくる臓物にも思えたっけ

 

それが無数の誕生体に喰われながら、次第にボロボロになってゆく             
 

めぐる季節に刻々と変化する生命 死滅と再生の循環── 

                            

             

 

命しか命を担えないことを、それには約束された時の経過が要ることを、

私らは普段忘れがちでも過ごしてられるよね

 

それでオタマジャクシまで見つけた今日、ヘタレ姥もとうとう覚悟、

この夜更けも宙から見下ろしてらっしゃろう空師さんの手前もあり、

明日からは、荒れほうだいな海月山再興の…フリだけでもしだす所存です!