今回タイトル、「なにごとの不思議なけれど」てフレーズ続くんだっけ?

とググったら…アラいけません、薔薇族好みなBLゲーム情報だらけに

 

それからようやく、北原白秋の短詩だったと調べることができました

そしてそれが下記短歌によったこともね

 

目を開けてつくづく見れば薔薇の木に薔薇が真紅に咲いてけるかも

薔薇の木に薔薇の花さくあなかしこ何の不思議もないけれどなも

驚きてわが身も光るばかりかな大きなる薔薇の花照りかへる

ただ見ればこれかりそめの薔薇の花驚きてみればその花動く

 

しかし、こんな無知蒙昧婆が云えるセリフじゃないけど、なにこの短歌⁉

短詩だった方は箴言とも受け取れる重みを感じた分、この出来にはあきれ返った

      

それで、もひとつ思い出したのね、昔大好きだったCMをね
まだ純な乙女だったころ、繰り返し見逃さなかったやつをね

 

やっぱり詩人なランボーを扱ってたからだろうな

 

 

話違うけど、上画像の薔薇咲きは乙女椿でありまする お間違いなく

          

そんでもってこちらの今日咲きだした赤いのは、正真正銘な薔薇

抜群の耐病性と花持ちな四季咲、スターリィヘブンズであります

 

…しかし、芸術方面の真贋てのは、どうやったら見極められるんだろ?

    

赤薔薇の開花に触発され、今日はゼラニュームを挿し木しました

 

そんな合間に、CMのナレーションをちゃんと思い出したくなったんでした

その男は独りで立っていた

 

十代で天才詩人 

十代であふれる才能を放棄し

二十代は放浪 そして砂漠の商人

 

永遠の詩人 ランボー

あんな男 ちょっといない

 

その詩人は底知れぬ渇きを抱えて

放浪をくり返した

限りない無邪気さから生まれた歌

世界中の詩人たちが青ざめたその頃

彼は砂漠の商人

詩なんかより美味い酒を等とおっしゃる

 

永遠の詩人 ランボー

あんな男 ちょっといない

 

 

 

 

音楽ごと好みだったと往時を懐かしみながら又もググり、

曲はマーク・ゴールデンバーグの「剣と女王」と知りました

 

そして次のCMガウディ編「鞄を持つ男」ごと、彼の曲だとも

私、クラシック音楽は好みじゃないので、芸術全般を解する才はないんだろな

アカデミックと商業藝術の違いもチンプンカンプンだしと、こんなのも↓ググった…

でもやっぱりワカランチン エエイ、モォ!

山姥なら、それらしく荒れ山うろつくだけでええんじゃと結論

 

けれど明日も雨 これ幸いと、筋肉痛をいいわけにまたグ~タラこいたるわい! 

 

  

 

南風は柔い女神をもたらした。

青銅をぬらした、噴水をぬらした、

ツバメの羽と黄金の毛をぬらした。

湖をぬらし、砂をぬらし、魚をぬらした。

静かに寺院と風呂場と劇場を濡らした、

この静かな柔い女神の行列が

私の(二枚)舌をぬらした。

       

と、ここで又々、エラい間違いしっぱなしだったと知りました

次の詩、私ずうとランボーのだと思ってたのよ 

けど、先の「雨」作者、西脇順三郎のだった(@。@)~* 

 

  天気

 

(覆された宝石)のような朝

何人か戸口にて誰かとささやく

それは神の生誕の日

 Ambarvaliaより

 

でもってこの作品を室生犀星が、

「詩人はこういう詩を三つも書いておけば、後は寝て暮らしてもよい」

と絶賛したそうなただし、くつがえさえた宝石…はキーツに依るとか)

 

 ……確かに💓

 

大きくうなずけるのにそれでも、芸術の真贋となると…さっぱりわかんね~私

好きか嫌いかでしか何事も判断、決断して来なかったツケだわね

 

 

んな赤ッ恥婆と赤薔薇、さあて明日の雨にはしとど濡れそぼつきゃないのかしらん?