ある朝、イノシシに掘り捨てられていたシャクヤクです
鉢で3年養生したら、初開花となりました
艶やかに真っ赤な繻子の花びらーー
なんて薄々と軽げで、すべらかなの
艶麗にして繊麗に照り映えて
世阿弥ではないけれど、
時分の花はことに 生命の輝きを放つ
見つめる老婆に 、いつかしら娘時代の意気を思い出させるほどに
けれど、まばたきの間を夢に遊ぶんならともかく、
まともな歩行もおぼつかない婆さんが、一進一退の荒れ山開拓奮闘って──
ヨタヨタ…ヘロヘロ…クルクルパ~婆
現実も身の程も度外視なハィカィ暮らし
幸い雨続きでボケオツムも冷えまして、
今日はしっかと現実をば直視
まずはボロロプレハブ前の野菜畑だけを充実させられたら上出来
明日は晴れるそうで、葉物野菜の定植に励む所存です
乱れ咲いてた春菊は、雨ですっかり伏しました
ちらり見えてたシャクヤクなら花後姿に
でもでも、明日からは断固として花よりダンゴ( `Д´)/
4月から連結トレーで育ててた野菜のほとんどが大雨に負けたので、
も一度種まきも要る海月山だもの
大都会暮らしとオサラバしてこそ得られたこの今の幸いを、
これ以上は粗末にできやしない