昨日のブログに書いた娘にとっての事件の話
娘にとってショックな出来事だったのだけど
私にそれを報告するときに
「ママ、覚悟できてる?」って前置きをしてきたんです
内容はね
彼女の好きなグループのメンバーが卒業発表をして、その日の24時をもってメンバーではなくなるという話
以前から何回も話にはあがっていたけれど
話し合いの結果
白紙に戻して活動を続けてきたから
ファンの子向けの発表があるという時点で、私も娘も予想はついていた
「やっぱり」の内容に落ち込む娘
リアルタイムで聞いていなかった私に報告してきた娘が、私に話すときに
「ママ、覚悟できてる?」って言ってきた
予想はしていたし、そもそも娘が好きだから一緒に曲とか聞いているけど
実際ファンかと聞かれれば違う
でも娘はそう思っているらしく
ママが傷つかないようにとそんな前置きに一言を入れてくれた
それを聞いた時に
自分の昔のことを思い出した
ちょっと重めの話なので
苦手な方はパスしてください
私が高校生だった頃の話
昔、我が家の車が燃えたことがあったんです
母親が泊まりがけで不在の時に
家の近所に停めていた母の車が原因不明で燃えていた
結局わからずじまいだったけど
放火だったのか?自然発火だったのか?
駐車してあった車が燃えてました
家には私と父がいて
私が気づいて、私が119に連絡して辺りは一時大騒ぎ
家からは10メートルくらい離れていたけど
とにかくパニックで119か110なのかもわからないくらい
消防車が来てくれてなんとか火は消えました
車はもちろん廃車
母の車だったから
母がショックを受けると思った私
翌日、泊まりがけの用事から帰った母に傷つかないように言い方を考えて伝えたのを覚えている
そして、その反応が「そんなことがあったのね」くらいのあっけらかんとしていたのもよく覚えてる
私その時本当はすっごい怖くて怖くて、でも母が留守だから私がしっかりしなきゃって思ってた
兄は出かけいて、父は頭痛で休んでいたから余計にね
騒ぎの中、近所の人が来てくれた時「ひろみちゃん大丈夫?すごい震えてる」って言われて初めて自分がガクガク震えているのに気づいたくらい
本当は怖くて怖くて心細くてたまらなかったけど
母親に心配かけないために、母親が傷つかないようにと
全部心にしまってたなってこと
娘の私に対する「ママ、覚悟できてる?」の言葉で思い出した
自分の悲しみは置いておいて
ママの心配をしている娘を見て思い出した
その時にちゃんと母に「怖かったんだ」ってこと
言えればよかったんだなって
だから私は娘が自分の気持ちを感じてほしいと思った
ママも悲しいかもしれないけど
その前に
自分は悲しいし、さみしい
ずっとメンバーで楽しくわちゃわちゃしてる姿見てたかったよねって
そうやって自分の気持ちにきちんと寄り添えると
しばらく落ち込んだらまたあがって来れるから
私も何年も経ってやっと気づけたから
私の中にいる小さなひろみちゃんに
「怖かったんだね」って言ってあげる
何回も声をかけてあげれば
癒されて、その気持ちも手放せる
だから非常ベルに人一倍敏感なんだなと今更ながらに実感してます
近所の施設の非常ベルの誤作動にいつもドキドキしています
しっかり感情を感じてあげよう
なかったことにしないであげてね
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