仕事で学校の面談にスペイン語通訳で入ったハナシ
今までに
何回も通訳に入った事のある親子との面談
今回はちょっとした手続きの為だったのですが
結局2時間かかった
長いのはいいのですが
なかなか根深い問題なのかなぁ?
あちこちの学校の国際教室で出てくる問題でした
外国籍の子が
「イヤな事言われた、イヤな態度をされた」
と言い
日本人の子が
「そんなつもり(いじめようとして)で言ってない、やってない」
の平行線
日本人同士でもよくあることですが
外国籍の子は日本語の細かい所まで、うまく通じていない事もあり、問題が大きくなってしまうこともあります
でもコトバが通じなくても
イヤな気持ちで発しているコトバって
伝わってきませんか?
想像してみてください
あなたが
外国に行ったとします
街を歩いていると
通りすがりの人が
Chinese!(チャイニーズ: 中国人!)
と声だけかけてそのまま行ってしまったとします
どう思いますか?
「ああ、ただ私のこと中国人だと思って呼んでみたのかな?何か用事でもあったのかな?
私日本人だよって教えてあげればよかったかな?」
ってそんな感じ?
それとも
「バカにしてきたあの人!何よ、ムカつく!アジア人差別?」
って思いますか?
どう感じるかは私自身だけど、その言い方とか顔つきとか判断できる材料は色々あると思います
その判断で、イヤと感じた
どういうつもりで言ってきたかはその人次第でもあるから、その人がそのつもりはないと言えば
もうしょうがないのでしょうか?
だけど
イヤな気持ちなったのは私であって
それがいつも顔を合わせる人に
毎日言われたらイヤですよね
ちょっと今回の話とは違うかもだけど
元々はそういう問題だと思う
先生たちは両者の話を聞き取り、
学校側がいじめではないと判断したのなら、
ボタンのかけちがいを、誤解をといてあげればいいし
そういうつもりでは言ってないけど、イヤな気持ちにさせてしまったことは、ごめんねって言える環境がいいと思うのだけど
違うのかな?
そういう結論にはならなかったのが私としては残念です
通訳はただ真ん中に入って
両者の言っている事を訳すだけ
いつも無になって訳すだけです
私の考えや感情は入れられません
なので
さすがに今回は不完全燃焼というか...
学校にも
その親子にも
言いたいこといっぱいあった
なので
親子が帰ったあと
少し感情的になって
先生に意見しかけてしまった
でもこれ以上いると
暴言をはきそうだったので
ひとことだけ言って
そそくさ帰ってきました
まぁ
その子に言えることは
「イヤな事はイヤと伝える事が大事」
という事かな
「そういう言い方されると、私はこう感じるからイヤだよ」を、感情的にならずに伝える
まずはそこかな
どこかで
伝えたいなぁ
日本をキライならないで欲しい
あなたに合うものを
作っていきたいので
あなたのやりたい事は
なんですか?
あなたの理想の世界は
どんな感じ?
1人ひとり
つまづいている所は違うと思う
私は一度スペイン語に行って
また英語に、戻ってきたので
見える部分が、あるのだと思う
あなたのつまずきはどこですか?
マインドから外国語に向き合う
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