前回記事に貼り付けた2015年ショパン国際ピアノコンクール、調律師達の舞台裏の動画。
ヤマハが多くのファイナリストに選ばれて快挙と言っていたけれど、その前2010年のコンクールで既に1位を獲っていたんですね!
歴代優勝者は男性ばかりでしたが、あのアルゲリッチから45年ぶりの快挙と言われた女性ピアニスト、ユリアンナ・アヴデーエワ(ロシア)
彼女がヤマハを弾いて、優勝していました。
ドレスではなく、スーツ姿でコンクールに挑む姿、彼女の美しさがより引き立っていますよね
この時のヤマハの音色を聴いて、アスランはうーん…って思いましたが、前回2位のアムランのヤマハの演奏を聴いて、進化したんだなと。
なーんだ!
優勝者が出ていたから、ヤマハのピアノが支持されたんじゃない
越智さんの選択が出場者達の思い描いていた音色と違っていただけなのに、他のメーカーの作戦があったとか、ちょっと?な説明が動画の中にあって(・・?)
でも、果たしてファツィオリが調整を変えたとして、ショパンに合う音色になるのでしょうか?
ファツィオリって、まさにイタリアの楽器だな~と思うので。
その音色には、明るさが沢山含まれていて。
スタインウェイの方がショパンには合っている様に思いますが、今回もしファツィオリが優勝出来たら、更に進化して、表現の幅が拡がったということになりますね
2010年のコンクールでは、2位が2名いました!
第2位 ルーカス・ゲニューシャス(ロシア・リトアニア)
1位から3位までに3名もロシア勢が入っているなんて!
インゴルフ・ヴンダー(オーストリア)
オーストリアは音楽の本場ですが、コンクール上位入賞者って余り聞かないかも?
因みに、2位の2人はスタインウェイを使用しています。
第3位 ダニール・トリフォノフ(ロシア)
知名度が一番高いのは、彼ですよね
ダニールがファツィオリ弾いたお陰で、株が上がったのね。
彼は5歳からピアノを始め、2009年グネーシン音楽大学を卒業後、クリーブランド音楽院でセルゲイ・ババヤンに師事。
2010年のショパン国際ピアノコンクールの後、2011年5月にはルービンシュタイン国際ピアノコンクールで第1位。
優勝コンサートツアーをこなしながら、まだレパートリーになっていなかったチャイコフスキーのピアノ協奏曲を練習します。
ルービンシュタインの動画は直に貼り付けられなかったので、リンク貼りますね↓
その数週間後、第14回チャイコフスキー国際コンクールで第1位に!
そして、全部門のグランプリに輝きました
ババヤンは「チャイコフスキー国際コンクールの決勝で、ショパンの協奏曲を弾いて優勝した人はいない」とダニールに言いましたが、ショパン国際ピアノコンクールで十分弾きこんでいたショパンの協奏曲を決勝で弾くように勧めました。
チャイコフスキー国際コンクールは、モスクワで4年に一度開かれるショパン国際ピアノコンクールと並ぶ、世界三大コンクールの一つです。
ピアノ以外にもヴァイオリンやチェロ、声楽部門などがあります
ヴァイオリンの諏訪内晶子、神尾真由子、ピアノの上原彩子、声楽の佐藤美枝子が日本人では優勝しています♪
チャイコフスキー国際コンクール、ダニールが優勝した時の第3位が、前回ショパン国際ピアノコンクールで優勝したチョ・ソンジン。
そして、前回ショパン国際ピアノコンクールでファイナリストには残ったけれど、入賞できなかったピアノの森、レフ役のシモン・ネーリング。
彼はその後、ルービンシュタインのコンクールで見事優勝し、リベンジを果たしています。
シモンの生演奏を3メートル位の至近距離で聴きましたが、相当上手かった!←ボキャブラリー貧困過ぎて、上手く表す言葉思いつかず、無念
ショパンコンクールの時には、ポーランド出身の彼は国の期待も大きくて、プレッシャーも相当あったのでしょうね。
あと、コンクールって、実力だけではなくやはり運もあるんですよね
オマケの動画
キーシンとダニールの連弾がアップされていました♪
ダニールは、童顔だったのを気にしていたのでしょうか?
現在は髭を生やしていますが、ない方がずっと素敵なのに。
しかし、、、なんで私は今年ワルシャワに行けないのでしょう。。。
こんなワクワクする瞬間を目の当たりに出来ないなんて
いったい誰が優勝するのでしょうね?
※画像お借りしました。