前回の続きです。
痛み止めは種類を変えて打ってもらえたので
”あの”激痛はなくなった。
でも、体を横たえるときはきつかった。
長い夜のはじまり。
夫も帰ってしまった。
(それでも諸々説明などもあって22;00くらいまでいてくれた)
子供達に電話をしたらすることがなくなった。
薄暗い病室の天井をみながら、
「明日、手術なんだ私。
ストーマ(人工肛門)になっちゃうんだ私。
どうなるんだろ?
え?最悪???
いやいや、まだ死ねないし!
そもそも私、癌と戦っているんだし!
腹膜炎って!
そんな中ボス出てくるなんて聞いてないしっ!!
生きるっ!!
絶対生きるっ!!」
そんな事を思いながら朝を迎えた。
何故腹膜炎になったのか?
極稀に、抗がん剤の副作用で腸に穴が開くことがあるらしい。
どうやら私はその”極稀に”にあてはまってしまったようだ。
(ただし、断定 ではありません。~ではないか。
~と思われる。ということです)
場所は、大腸がん摘出し結合した部分。
*病状が病状なだけにキレイではない表現があります。
苦手な方は読み進めないでください。
CT画像では腸に穴が開き、腸液、ガス、お便が漏れてしまい激痛を
おこしていると思われる。
開腹をし、洗浄をする。
完璧に洗浄できるとは限らない。
以前結合した部分を含め20センチ近く切除することになるかも。
将来的に人工肛門をなくし元に戻す事が
可能な場合もあり。
命を最優先するので、
人工肛門がどうのとか言ってる場合ではない。
ドクターは”いくつかのケース”を考えていて
なかでも”深刻な事態”を想定していたようだ。
開腹してみると
”潰瘍”の状態。
そこから腸液とガスが漏れていた。
潰瘍部分が袋状になっていて、そこに宿便がとどまっていた。
洗浄は勿論したが、
お便が漏れていなかったのは幸い。
ドクターが考えていた”いくつかのケース”の中で
最も軽い症状だったらしい。
オペは1時間半くらいで終わった。
前回癌の手術は腹腔鏡手術だった。
だけど、ものすごく痛かった。
痛みに強いと思っていたが、
痛みがトラウマになってしまった。
なので、開腹と聞いたときはビビった。
「あれ以上の痛みがくる!」そう思った。
いい年したおばちゃんがマジでビビっていた。
ドクターは、「大丈夫。痛みを我慢しないで。痛み対策は万全です。」と言ってくれた。
そこまで言われたらねぇ。
信じるしかないでしょう^^;
実際、開腹部の痛みはなかった。
ただ・・・
いままでなかったものがお腹にあった・・。
その痛みがあった。
”おばちゃん”でも
”母ちゃん”でも
その現実は複雑だった。
過去記事で
”不思議な事1”を書いたけれど、
その時は2、3…と続けるつもりだったんだと思う。
結局、強い痛み止めでハイ気味になっていたんだと思う。
ものすごい眠気。
視界に入っているものが瞬間移動する感じ?
物がキラキラして見える?
とか・・・そんな感じだったと思う。
記憶が曖昧なのと、大した内容ではないので
”不思議な事”はこれでおしまいにしようと思う。
術後2~3日まではわりと元気だった。
でも、それからが辛かった・・・。
原因不明の高熱との戦いが待っていた。

姫
殿
