こんにちは、京大卒左脳派セラピストrinkoです。
前回は、不動産業者のチラシがとても魅力的で、その真偽を確かめるために一歩踏み出したところまでお話しました。
今回は、その続きです。
チラシの発行者の場所は車で一時間弱でした。遠いなぁとダンナとぼやきながらも、別件の用事が同じ方向にあったので、そのついでに行くことにしたんです。
最近の不動産業者はどこでもキッズスペースがあって、ありがたいですね。
とはいえ、スペース内にいてくれないのが我が子。店内では話の間大暴走して走り回ってました。親は片方ずつ説明を聞くという…疲れましたよ…( ̄▽ ̄;)
さて、チラシの最安値をベースに、売土地と建物の価格について話を切り出したところ、担当者さんは案の定色々加えた数字をご提示なさいました。
最安値は破格ですが、ちょっとでもアレンジ加えると値段がどんどん上がるタイプの売り込み方だったわけです。
そこはなんとなく想定してはいたのですが…加えた数字の中身を満足いくまで説明してもらえた気がせずモヤモヤ
(担当者さんはかなり言葉を重ねてくれたはずなのですが、どーも私の欲しい情報が出てこなかったんですよね)。
で、それだけ金額が増えても、担当者さんは
「今のお家賃よりは少し負担軽いと思いますが…」
と仰ってきました。
確かにそうでした。家賃マイナス三千円位での提示額になっていました。
でもねー、ひっかかることだらけだったんですよ。
購入当初の登録税だの抵当権設定費用だのはイニシャルコストとして、気にしない腹積もりでしたが…
それからもずっと毎年固定資産税がかかってくる訳なので、家賃とローンだけの比較で同等だとすれば、持ち家の方が年間ベースでは高ついてしまいます。
リフォーム関係費用も全部自身持ちで、規模も大きくなるわけですし。
月間のランニングコストも大事だけど、年間換算や長期的なコストも同様に大事です。総費用を安くするつもりでローンを組んだのに、各種費用を加えたら年換算では高くなっていました、では目的にかなわないものになってしまいます。
また、インフラのランニングコストを低下させるために建物のランクを上げてみては、という提案もされましたが…
結局高ついてローン負担のランニングコストが増えてしまうことも気になってしまいました。
何処でバランスをとるか。きちんと数字を実感して納得することが、少なくとも私には大事だったんです。
繰り返しになりますが、私たち夫婦は北陸出身者としては珍しいレベルで
「持ち家に特別な価値(ステイタス)を見出だしていない」
そんなタイプでした。家の購入は、
「ひょっとしたら、(今の)アパート暮らしより広くて安あがる、が実現できるのではないか」
そんな思いからの検討でした。
30年も40年も先の人生なんて想定できないことだらけです。
下手に持ち家購入後に単身赴任することになって、ローンと下宿先賃貸料をダブル支払いするくらいなら、賃貸のまま生活し続け、ライフステージに見合ったものに引っ越しながら変えていく方がいいケースだってあると思っています。
近年では終活として持ち家を手放すケースも増えていると聞きますしね。
あ、家持ってる人を尊敬する気持ちは当時からありましたよ。
でも、自分達の世帯に「なくてはならないもの」とは思ってなかったし、持ち家に住んでいる今も、必ずしも必要なものとは思っていないんですよね。
要するに、当時のrinko家にとっては「家関係費用が安くなる」ことが実現できなければ、家を建てるメリットがデメリットを上回る状態にはならないよーってことだったんです。
もっと割安な土地がないかを提案してもらう形にして、この日はクロージングすることにしたのでした。
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