手指の
消毒用エタノールを
購入する時
種類が沢山あって
迷いませんか?
手指の消毒に使う
消毒用エタノールは
消防法上は
「消毒用アルコール」と
表示されることに
今日気付きました
びっくり
アルコールはグループであり
消毒用には
アルコール類(グループ名)の
エタノール(成分)が使われます
消毒用アルコールと
書かれていると
メディカルアロマ的には
にせもの感があるのです・・・
前置きが長くなりましたが
昨日
近所の薬局で
久々に日本製の手指消毒薬が
2種類あったので購入しました
① ○ューズさんの
薬用 消毒ハンドジェル
こちらは
とてもわかりやすく
上の赤い丸で囲ったところ
成分「100ml中エタノール83ml」
なので
エタノール
83%の濃度です
そしてその下の
「火気厳禁」
消防法上
アルコール類(エタノール)が
60%以上含まれていると
危険物に該当し
「火気厳禁」
の
表示義務があります
アルコール(エタノール)
70%以上では
新型コロナは
5秒で不活性化しますので
消毒薬として
安心して手指の消毒に
使えます
消防法上の
危険物(火気厳禁)
ということは
車の中に
置きっぱなし(高温になるため)
台所など火の気のある所での
取り扱いは厳禁です
別の容器に入れ替える時は
換気をよくして下さい
二つ目は
② ビ○レuさんの
薬用手指の消毒液
上の赤丸で囲った上に
有効成分として
「ベンザルコニウム塩化物」
と書いてあるので
こちらが消毒の
有効成分になります
「ベンザルコニウム塩化物」は
界面活性剤です
今年の6月26日現在では
厚生労働省のホームページには
「ベンザルコニウム塩化物」は
モノに付着したウイルス対策用
と記載があり
0.05%以上で
新型コロナに有効と
確認されている
とありました
新型コロナへの有効性は
モノについてだけで
手指については未評価です
注意事項に
原則手指や皮膚には使用しない
手指用の製品に限り使用できる
とありました
ただ、厚生労働省が
「手や指などのウイルス対策」
として記載しているのは
1.手洗い
2.アルコール
濃度70%以上95%以下の
エタノール
なので
手指に付着したウイルス消毒
と考えると
エタノールがどれくらい
入っているかで判断した方が
良いように思います
②の製品 の
エタノールは
「溶剤として使用」とあるので
消毒用として
入っている訳ではないようですが
エタノールについても
どのくらい入っているか
推測できます
上の赤丸で囲った所に
「エタノール」とあり
何%入っているか
表示はありませんが
成分の一番初めに
エタノールが
表示されていることと
「火気注意」
の表示があるので
エタノールが
50%以上は含まれている
事がわかります
消防法上の
定めはありませんが
アルコール(エタノール)
50〜60%の場合は
「火気注意」
と表示されます
エタノール55%の場合は
新型コロナは15秒で
不活性化します
こちらの製品は
「幅広いバイ菌を素早く消毒」
と商品の特徴に書いてあります
「ベンザルコニウム塩化物」が
有効成分なので
手指の消毒をしてから
ウイルスの不活性化までの
時間は分かりませんが
エタノールの濃度から考えると
ウイルス不活性化までは
15秒以上と考えた方が
安心です
①も②も
雑貨でなく
指定医薬部外品なので
法律上も
肌に塗布OKとなります
消毒用アルコールを
購入される時の
ご参考になれば
幸いです