香りのアロマテラピーには
よく使われる
植物油(キャリアオイル)
以前ブログでも書きましたが
JMAAの
メディカルアロマでは
使いませんが
間もなく(多分・・・)
乾燥が気になる季節です
肌トラブルを防ぐために
植物油をお使いになる場合は
安全に
お使いいただければと
思います
肌のバリアゾーンを
通過できるのは
①親油性であること
②分子量1000以下
でないと通過できません
薬理効果は
分子量500以下です
「水」は
分子量18ですが
親水性なので
バリアゾーンは通過しません
植物油(キャリアオイル)は
分子量1000以上のものが
多いです
バリアゾーンを通過せず
肌表面の効果となります
化粧品も
バリアゾーンは
通過できないように
作られています
法律で決まっています
植物油と精油の注意点
☆植物油
①アレルギーに注意
たんぱく質が含まれるため
繰り返し塗布する場合は
アレルギーに注意
②酸化する
フタがしてあっても
早いと6ヶ月で酸化する
③塗りっぱなしはNG
皮膚に塗布した場合
塗布して2時間で酸化する
肌が弱い人は痒くなる
☆精油
①肌刺激のある精油がある
精油には肌刺激のある
成分を含むものがある
その場合は薄めて使う
②エステル化する
精油は酸化ではなく
エステル化
良い香りに成分が変化し
薬理効果成分が減っていく
植物油と精油の①の
肌刺激とアレルギー
は違います
精油でアレルギーは起きません
☆植物油と精油を
混ぜた場合
希釈濃度が数%では
バリアゾーンを超えて入らない
精油の分子量は
136〜350と
小さいのですが
植物油と混ぜた場合
お互い親油性のため
引き付けあって
精油は
分子量の大きい植物油に
引き止められ
肌表面に止まります
塗りっぱなしにしておいても
精油はバリアゾーンを越えて
肌に浸透はしません
以前は植物油は
酸化防止剤が
入っていないものが
肌に良いと
思っていました
当然なのですが
酸化防止剤が入っていないと
酸化が早くなります
もし植物油を
キャリアオイルとして
顔・体に塗布する場合は
♡酸化しないホホバ油を使用
(植物油ではありませんが)
が一番
安全だと思います
植物油使用の場合は
♡植物のたんぱく質による
アレルギー
♡塗布したら必ず拭き取る
に注意してお使いください
精油も
植物油も
殺菌消毒も
正しく知って
正しく使うことが
笑顔につながります