梶山正三さん、理学博士で弁護士という
ものすごい経歴の持ち主・・・・・

「東京工業大学大学院博士課程卒、東京都公害研究所(現、東京都環境科学研究所)を経て弁護士登録」

現在、日の出町の最終処分場、エコセメント工場についての裁判で闘っておられます。

今回、梶山さんの講演会の話を分かりやすくまとめました。。

東京都、日の出町にある、多摩地域のごみ焼却場の最終処分場、日の出エコセメント工場は大量の放射性物質を含む焼却灰を処理してエコセメントを作っています。

工場の排気ガスによって周辺の線量は上がり、木々が枯れ始めています。

さらに排水のセシウム量もかなり多く、告示の基準値を上回っています。
原子力安全委員会が出した排水の線量限度を定める告示によると。。

排水基準セシウム134÷60+セシウム137÷90=1以下にならなければいけない。

千葉の市原エコセメントはこれが10近くになったため運転停止になり、いまだに再開できません。

ところが日の出のエコセメントではこれが現在7以上の値です!!

すぐにでも止めなければいけないはずですが下水道に流して下水処理場で処理しているため問題無しと言っているそうです。(市原は処理はしていません)

日の出エコセメント工場の排水は八王子の水再生センターで全量処理され多摩川に流されますが、下水処理場での凝集沈殿などではセシウムは全く除去出来ないそうです。

さらにいうと多摩川の水は小作、羽村の
取水堰でほぼ全量抜き取られ、狭山湖多摩湖に送られるため、希釈されることも無く、八王子水再生センターからの水と入れ替わるそうです。

一日のセシウム総量、約1億4000万ベクレル


これだけのセシウム入りの下水再生水が多摩川に流されています。
この水がさらに世田谷の砧の上、下、
取水堰浄水場で処理され、

飲料水として都民に供給されます。


これから、どんどん世田谷近辺の水道水がセシウムによって汚染されていくのでしょうね。


都民にとって本当に由々しき問題です。

日の出エコセメント施設の責任者、青◯市長はエコセメントの施設での処理に関して

我われは除染をしているといったそうです(笑)

汚染水を多摩川に流して除染とは呆れてものが言えません。

それを飲む人がいるのに・・\(*`∧´)/


東京はもう大丈夫と思っている方・・・

東京はいままでも、これからもサバイバルです。。Y(>_<、)Y