幡ヶ谷で行われた、木下黄太さんの講演会に参加しました。
簡潔にまとめました。

結論からいうと先日の雪にセシウムは入っていなかった。
東京、23区、多摩地区で何検体かとって精密に調べている。
出ていたとしても1bq以下。

警告は出したが、セシウムが出ていなくて良かったと思っている。
情報源の機械の信頼性の低さも考慮しながら警告を出した。
可能性のある事については警告を出す事は予防保全意味からも
けして間違っていない。

すでに東京の人は昨年3月に相当量、被曝している。
さらに被曝を重ねることは本当に厳しい話。
子供の通学をどうするか等、シビアーに考えて行かなければ、
しょうがない状況。
にもかかわらずそのことを社会的に認識していない人が圧倒的に
多いという現状がおかしい。

放射能防御プロジェクトで江戸川区の土壌を調べたところ、
セシウム2万bq/kgの土壌でストロンチュームが30bq検出。
東京にストロンチュームは普通にある。
住友のフィルターの欠点等も考慮してかなり精密にやっている。

最近、家庭内のほこりにセシウムが含まれているのを危惧している。
都内の家の中50gのほこりに75bqのセシウムが有る。kg換算だと1500bq
毎日、家の中で呼吸から微量のセシウムを取り続けている。
家の中でもN95をすればしのげるかもしれないが、実情は無理。
食事だけ気をつけていても厳しい・・・
特に3月のフォールアウトを受けている人は影響が早いかもしれない。

吸気からの放射性物質の吸入の疫学的データーは無いが
数字的に東京はいられる状況ではないだろう。

癌にならなければ大丈夫ではなく、免疫系の疾患で調子が悪くなる。
また甲状腺への影響は大きい、
放射性物質の影響で橋本病になる事も考えられる。
その他心疾患なども多くなる。

現在はチェルノブイリのスラブ系の人種の放射線に対する資料しかない。
モンゴロイドの私たちに当てはまるかどうかわからない。
懸念は健康障害の起きるスピードが速い。日本人の耐性がどこまであるか。

東曷地域の人の血液成分である特定の成分が高く出る。

最近汚染の少ない多摩地域で健康被害が多く出ている事に懸念がある。
突然死や卵巣破裂等の事例もある。

0歳児から4歳児の12月から1月までの
突然死(原因不明)が、
去年一年間の突然死と同じくらいになっている。

男性で20代から40代までの心臓突然死が増えている。

白ロシアでは事故から4年後、健康被害が出て慌てふためいて
100万人が避難した。
東京
東側や東曷地域で避難を選択しないと身体生命を守れるか
シビアーな状況。

小平の三田医院、武蔵小杉の小杉中央クリニックは放射線の
影響に関しても受診可能(三田医院は小児可能)

15日の未明のプルーンでは時間の問題で東京より神奈川の方が
被害が多い。
15日20.21日にプルーンを避けた人は9割がた初期被曝していない。

この問題に男性が認識が無い一つの理由は東京中心部にいる会社員の
多くがビル内にいて循環式の空調で放射能プルーンを浴びていない。

特に怖いのはプルーンのセシウム以外の核種を吸い込んでいること。
アメリシュウム、プルトニューム、テルル、など、そうしたプルーンを
吸い込んだ人が今、発症しているのではないか

心臓の突然死は放射性物質で心臓に内膜炎が起きていると見ている。
バンダジェフスキーが言っている心臓死とだぶる。

何となくみんな責任を取りたくないので結果をあからさまにしない、
そうした構図が今の日本にある。

江戸川区では講演会をしたくない、茨城の竜ヶ崎も要請が有ったが、
私が行く事によって大丈夫だと思って欲しくない。

避難呼びかけは3月で止めようと思っている。
ここに至っても自分たちがどうするか考えを定められない人に、
話し続けても意味が有るかどうか考えている。

首都圏で子供、妊婦、妊娠可能な女性はいられないと思っている。

みなさん、なんでまだいるんですか

お子さんとか奥さん、若い女性、ここにとどまって生活をして生命身体の安全をかける事とそうでないことを天秤にかけて下さい。

はっきりいいます。答えは明らかです。

今後の日本をどうしていくか考えたときその次の人材である子供、それからその子供を産む可能性のある女性がきちんと安全な所にいないと
それはろくなことにならないということがわかっているんです。

東京では人材が集中しています。日本の国内の中でよくも悪くも人材は首都圏にいる。圧倒的に。その人材の大半がはっきり言います。

死滅します。

その人が死ななくても生殖に放射線の影響は大きい、卵子が終わるんです。遺伝的形質が受け継がれません。

そうした状況がシビアに来ます。状況は切迫していると思っています。

遺伝的形質を正確に受け継げるかどうかは子供が大きくならないまで分からないケースもある。

チェルノブイリでは25年後に病気が多発している状況。DNA破損が生殖的に受け継がれている。それは女性側にダメージが大きい。

だから避難をして下さい






書いていて辛くなってきました。