(1)ミント 2019/4/19 22:11

先生、その3についての質問です 恒星の寿命が足りないという説明が正しいか悩んでいます 1.背景限界距離は観測可能な恒星の数密度を前提にしています 2.恒星は生成・消滅を繰り返します 3.そうすると、ひとつの星の寿命100億年を1000垓年で割ることに意味がありません どう考えれば良いでしょうか

 

(2)津村先生 2019/4/19 22:41

宇宙が明るくなる計算の前提に、恒星が1000垓年光り続けているという前提があるからです。それが100億年しか光ってないと、単純に宇宙の中の光の量が減ります。数字が大きすぎてわからなければ、恒星の寿命が1年とか極端な例で考えてみてください

 

(3)ミント 2019/4/21 17:05

身近な例でいうと、こうなります 私たちよりはるかに寿命が短い、細菌や昆虫や小動物であっても、これまでずっと私たちの周りにいます 星が生成・消滅を繰り返すなら、無限の広さと年齢を持つ宇宙では1000垓年前も100億年前も今も同じように明るいことになります

 

(4)ミント 2019/4/22 21:57

津村先生
星の寿命についての考えをまとめて図にしました

私としては、佐治晴夫先生・吉岡一男先生の仰るとおり、一般用語でいうと「宇宙に涯てがあるから」と「宇宙が膨張しているから」の方が良いような気がしてきました

この考えに何か根本的な間違いがあるのでしょうか?

 

 

 

 

(5) 津村先生 2019/4/22 22:49

「宇宙に果てがあるから」は正しいですが、「宇宙が膨張しているから」は主要因ではありません。詳細は以下の論文を読んでください。http://ads.nao.ac.jp/abs/1991ApJ...367..399W
星の寿命による解法についてはハリソンの著書により詳細が書かれているのでそちらで勉強してください。

 

(6) 津村先生 2019/4/22 22:51

ヒントは「寿命無限で求めた状態から、星の生成消滅だけ星を点滅させるイメージ」です。これ以上はここでの議論は嫌なのでもう返信はしません。あなたのブログなど、別の議論の場が用意されれば、そちらで議論を続けることは歓迎です。

 

(6) ミント 2019/4/29 06:35

私がそれらの論文等を踏まえて質問したことは内容でお判りのはずですが、なぜTL上でご指導なさったように振舞うのでしょうか?

星の寿命説は、日本の天文学者では津村先生しか採らない異説であると認識しました
ヒントを育てて信頼性のある学説になったらご教授戴きますので、それまで議論は結構です