メタトロン研究所のおすすめ図書
メタトロン測定は、ねじれ場(トーションフィールド)にノイズがどの程度発生しているかを分析することにより、全身の「自己組織化レベル」を算出しています。
エントロピーと生命体との関連を理解するのに、自己組織化という概念を知っておくことはとても重要です。
全ての物質は平均化、均一化そして静的な状態にしようとする「エントロピーの法則」の影響を受けます。
細胞をみると、細胞には核、ミトコンドリア、小胞体、ゴルジ体などの細胞小器官、そして、それを取り巻くリン脂質二重層で出来た細胞膜などがあります。
これらがエントロピーの法則の影響を受け、平均化、均一化、静的化するということは、これらの器官全てが消えていくということになります。つまり細胞という機能が失われていきます。
それでは細胞構造(=生命)を維持できませんので、このエントロピーの法則の支配に対抗する為に細胞は色々な物質を複雑に組み合わせ、それらを秩序がある形に、動的な状態で維持することで自己組織化レベルを高めていきます。
このようなエントロピーの法則に対抗する「自己組織化という砦」があって初めて物質はその形を長期間維持することが出来るのです。
この本の第1章にこの辺の事が比較的分かりやすく説明されています。終盤には「非線形」の説明も書いてあります。
メタトロンはNLS(Non-liner analysis systems)=非線形診断機器です。
非線形を理解しないとメタトロンは使いこなせませんし、非線形を理解するには自己組織化やエントロピーについての理解が必要になります。
実はこの非線形診断という科学は日本では耐震診断に使われています。
http://www.gesui.metro.tokyo.jp/gijyutou/gn26/nenpou2014/1-3-2_2014.pdf
http://www.city.osaka.lg.jp/suido/cmsfiles/contents/0000245/245258/01.pdf
ロシアではロケットの部品の劣化状態を評価する為に使われています。
ある意味、非線形診断という科学は部品の寿命を予測出来るような診断なんですね。
IPP研究所は、その科学を用いて人体の細胞構造やタンパク質の劣化状態を評価出来るのではないかという観点から、メタトロンを開発に着手しました。
まだまだメタトロンの科学的研究は途上ですが、私はこの分野に大きな未来を感じています。
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