シカゴでラクゴ

なんだか韻踏んでますね

昨日、シカゴ寄席が開催されました。
「柳家さん喬 独演会
    助六弁当つき

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関西の方の落語は何度か
聞いたことがありましたが
江戸の古典落語は初めて。

さん喬さんは、
五代目柳家小さんさんのお弟子さん。

小さんさんと言えば、
落語界で初めて
人間国宝になられた方ですが、
私には昔の永谷園のCMが印象深いです(年齢がばれますが)


今回は3本のお噺でしたが
さん喬さんの印象は、
声がとても聞きごこち良く
そして、美しい。

顔が美しいというのではなく(失礼!)
仕草や所作、声の流れです。

噺を聞いていると
まるで舞台や映画のように
情景が見えてきて

最後の八五郎出世として知られる
「妾馬」のお噺では

最初は笑いに包まれていましたが
最後は主人公の優しさ染みる人情話に

なんだか、じーん


さん喬さんは、16年も前から、
落語や小噺を通じた日本語教育活動を
海外で行っていて、
アメリカでも、大学の講座に招聘されているそうです。

私たちももっともっと
日本の文化を楽しんでいきたいですね