何かのスイッチが入って
卒業式合唱伴奏オーディション
を受けると言い出した6年男子生徒
練習期間は1ヶ月もありません
1年生から習い始め
「男のくせにピアノなんか習って」
と友達に冷やかされて
「ピアノやめるピアノやめる」
と言いながらレッスンに来ていました
お母さんは
「何があっても辞めさせません」
と並行線ながら
なんとか6年生まで続き
なぜか
オーディションに!
この1ヶ月
死にものぐるいで練習した
と思います
想像を遥かに超えるくらいの仕上がり
しかし
結果は
卒業式の伴奏者に選ばれませんでした
でも
「在校生とのお別れ会」
での伴奏者に選ばれました
ショックで家で
泣きまくった
そうです
オーディションは3名、学年の友達と
担任の先生、音楽の先生の前で行われました
弾き終わった後
みんなが彼に
「すごい❗️すごい❗️」
って言ってくれた
あの時
男のくせに、、って
からかった友達も
「すごいな👍」
と言ってくれたそうです
彼のピアノの先生として、、
今回本当に色々な思いが巡ります
このスイッチをもっと早く
入れさせてあげることが出来ていたら
良かったのに
と、なんとも言えない気持ちです
でも、
ここまで頑張って毎日何時間も練習して
オーディションまでになんとか仕上げた事
お友達や先生方に
驚きや感動を与えられた事は
本当にうれしいです❗️
そして学校の先生も
彼に伴奏の機会をくださった💕
(在校生とのお別れ会)
ありがとうございます❗️
そして学校の先生からお母さんに
電話があったそうです
「こんなに上手に弾けるとは知らなかったので、
本当に感動しました
努力して頑張ったのが伝わりました」
との事でした。
この言葉に私も本当に
嬉しい気持ちで一杯です
それからお母さん👩
あの時ピアノをやめていたら
今日の日はなかったかもですよね
オーディション前に私がコロナになり
レッスンできない時も
毎日録画してLINEに送ってくださいました
それを見ての私からの注意を
丁寧に楽譜に書き込んだり
送り迎えはもちろん
集中して練習できる環境作りをしてくださいました
お母さんの力は大きいと
つくづく思いました
来週
レッスン楽しみにしてるからね❣️