いよいよ大正琴の音を出す時がきました。

長い道のりでしたね♪

やはり一番難しいのはピックを持つ右手のテクニックです、何と言っても実際に音を出すのは右手に持ったピックだからです。

ピックを正しく持ち手首をしっかり振り、肩や手首の力を抜き、はじくというよりは弦にピックを当てるような感じで弾くと良いと思います。


さあ!美しい音が出ました♪


でもそれだけではだめなんです、曲が弾きたいんですものね?

表情豊かに感情を込めて曲を表現する為には、強弱・リズム・速度を自由自在にコントロール出来るテクニックが必要です。

その為にはまずは正確なリズム・速度、指定された通りの強弱で演奏出来る事が、自由にコントロール出来る為の第1歩です。

そしてこの「大正琴のお勉強」シリーズの第1回目「フレーズ」の話しへと戻るのです。


私はお稽古で、初級のクラスから講師の方まで「フレーズ」についてかける時間の割合が高いです。

曲を理解する事は「フレーズ」を理解する事。
曲を表現する事は「フレーズ」を表現する事。

と言って良いと思うからです。

ですから「フレーズ」の事をブログでちょっとわかりやすく文章にしてみようかな?
と軽い気持ちで始めた「大正琴のお勉強」がこんなに回を重ねるとは思ってもいませんでした。



もうすぐ19年になる私の大正琴の講師・演奏活動の経験から得た多くの事を、これを機会にもう少し記してみたくなりました。

現役大正琴講師・大正琴奏者の生の声として、大正琴愛好者の方々の目に止まり、幾ばくかの参考にして頂けるような事がありましたら、幸いです。

又今まで大正琴に興味のなかった方に、少しでも興味を持っていただけたなら、なお嬉しいのですが。。。

それでは今回をもちまして、第1章「大正琴の構造と音」としたいと思います。




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