それでは、トレモロってどういう所に付いているのでしょうか、

フレーズの初めに付いている。
フレーズの途中に付いている。
フレーズの最後に付いている。
フレーズ全体に付いている。

これはすべてメロディ(主旋律)の場合です。

このようにフレーズのどこに付いているのかを判断してトレモロのかけ方を考えましょう。

はっきりと大きくかけ始めるのか、やわらかく弱くかけ始めるのか、あるいはかけ終わるのか。
そしてフレーズ全体にかかっている場合は強弱を付けてなめらかにかける事が出来たら、自由に歌っているように演奏出来ますね。

トレモロを自由自在にコントロールする事が出来れば表情豊かな演奏が出来るのです。

コントロールするにはどうすれば良いの?

それが難しいねん!ですよね

肩の力、手首の力を抜き、速く動かす事よりも遅くても良いから均等に粒の揃ったトレモロが出来るように練習しましょう(ここはやはり練習しかありません)

次に強弱のコントロールです。
ピックを弦に当てる強さを意識して強弱を付けるよりも、ピックを持つ指先の力を、強く持ったり軽く持ったりして強弱を付けると上手くいくと思います。

ピックをしっかり持つと大きな音が出るし、軽く持つと弱い音になります。

ところが軽く持つとピックが指先でクルッと回って落ちそうになっちゃうんですよね。
これも練習で人差し指と親指のバランスがわかってきますので根気よく練習しましょう♪


それではここでちょっとコーヒーブレイク♪


6年前にぜ~んぶトレモロの曲を弾いてみたくなって録音した演奏です。
今改めて聴くと思う所は沢山ありますが。。。

トレモロ奏法を活用した曲として名高いギター独奏曲
「アルハンブラ宮殿の思い出」です。
K先生のピアノとコラボです、お聴きください♪

全部トレモロだとどんなでしょうか。。。




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