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ママに優しい母乳ケア・育児相談行います♡
助産師 朋子先生です
良く、乳腺炎などでおっぱいが痛くて辛い時、キャベツ湿布やじゃがいも湿布がいいといいますよね
これらは冷湿布で、保冷剤に比べて冷やしすぎないので、凍傷や乳腺組織を痛めないように優しく冷やしてくれます
キャベツ湿布はキャベツの葉を洗い、痛い部分を覆うように当てます
冷たくなくなったら、また洗って冷蔵庫に入れておくと、何回か繰り返し使えます
そしてじゃがいも湿布
じゃがいもの皮をむいて芽を取り、一個分すりおおろします。
すりおろしたじゃがいもへ、小麦粉を大体大さじ2杯程度、少しずつ混ぜてペースト状:耳たぶぐらいの柔らかさにします。(小麦アレルギーの場合は米粉を使います)
酢を2〜3滴、匂いがキツくならない程度に入れると、防腐・殺菌効果もあります
ガーゼやキッチンペーパーに挟み、炎症が起きている部分(痛い部分、熱感、発赤を伴う部分)へ当てます
作ったものは直接肌に当てないように必ずガーゼやキッチンペーパーにはさんで、又、乳首、乳輪は避けて当ててください
こちらも作り置きしてタッパーに入れて冷蔵庫で保管しておけば、数日はもつので、繰り返し使えます
他にも豆腐や里芋を使った湿布もありまよね
要は急激に冷やすのではなく、優しく冷やして、乳腺を痛めないようにしながら炎症を抑える目的でやるものです
先日、おっぱいに発赤ができてしまった方に、じゃがいも湿布を作ってみてもらって、当ててもらい、様子を見ました
翌日見に行くと、発赤はすっかりとれていて痛みもなくなり、乳汁もドロッとしていたのがサラサラになっていました
じゃがいも湿布以外にも抱き方を変えて飲ませていただいたり、葛根湯を服用してもらったのもありますが、じゃがいも湿布はちょうど良い冷たさで気持ち良かったとのことです
もちろん症状が良くなるまで個人差はあり、病院で抗生物質をもらってきた方がいいケースもあります
乳首の先にキズなどがあるか、によってもまた対処も違ってきたりします
おっぱいが痛い、腫れてきた、熱が出てきた、、という時、早めにやってみて、まずはご相談くださいね