1泊2日…旅行ではありません。

昨日父が、1泊2日で白内障の手術を受けました。

 

最初に診てもらったクリニックの女先生が

「今は手術といっても日帰りが主流で、術後に透明の眼帯付けるからすぐに見えるようになって大丈夫よ」

な~んて言ってくれたから、父も私もてっきりそのつもりで紹介された総合病院に行きました…が。

 

「1泊してもらいます」

と、言われたことと全く違う展開になりました。

というのも、父は手術しない方の目が子供のころからほとんど見えません。自分より小さな子の頭が目にあたって眼底出血を起こして見えなくなったとのこと。

 

見える方の目を手術するのなら、一時的に両方見えなくなるというのが私も心配でしたが女先生の言葉にすっかり安心してました。

術後、すぐには見えないんですね…。

父は入院を嫌がって、何とか回避できないかと先生に訴えたら…叱られました(笑)

 

無理やり帰宅して、見えないのに転倒したらどうする?転倒して目を打ったりしたら失明するかもしれない。それに翌日は必ず診察に来ないといけない。

 

その言葉に、父は大丈夫ですなんて調子よく言ったのですが…

 

あなたはいいけど、ご家族の負担を考えなさい!!

と一喝されたのでした。

 

これ、ちょっと嬉しかったですね~。

大抵は父本人の希望を尊重したり大切にするもの。

家族はそれを支えるもの。

みたいな雰囲気になりがちです。

それはそうなんですけど…。

家族の大変さを言ってくれた先生の言葉に救われました。

 

途端に父は謝って、先生の提案を受け入れたのでした(笑)

結果、1泊してよかったです。

両目がぼんやりとしか見えない状態で家に帰って来られたら…。

看護師さんには負担をかけましたが、助けて頂いて感謝です。

 

ただ…夜勤の看護師さんがちょっと…雑だったのでとても心配でしたが。森三中の黒沢さんに似た看護師さん、明るいけど忙しいからか父をせかしがちで。

 

腰椎圧迫骨折からの腰痛持ちの父はゆっくりしか移動できないのに、無理無理押そうとするし父が自分のペースで動きたいと言ったら〝はいはい、わかりましたぁ~”と手を放してしまって怖い!!

転倒するんじゃないかと気が気ではありませんでした。

 

心配ではありましたがお任せすることにして帰宅…夜中に電話が鳴ることが無いよう祈りながら爆睡しました(笑)

 

今朝も腰痛がひどくて車椅子を借りて移動。慣れない私はあちこちぶつけながらなんとか退院して帰宅してきました。

眠れなかった父は、夕方まで眠りこけてました。

腰痛も治まりつつあるので、このまま腰も目も回復するのを祈るばかりです。

 

腰にも目も転倒は禁物。

今日はハラハラの半日で(帰りのタクシーの運転手が最悪で、運転が荒くて…言えばよかった)、遅い昼食後の歯磨き中に急に眠気に襲われて寝落ちしそうに。昨日1日とそれまでは全然眠気なんて感じなかったのに。

 

これから完全に落ち着くまでは気が抜けませんが、とりあえずホッとしてます。