土曜日は、新演出になったミュージカル“エリザベート”の2度目の

観劇に行ってきました音譜

いやあ、良かったです~。

前回とはWキャストのメンバーが総入れ替わりというラッキーさ。

同じキャストかぶることが無かったんです。


エリザベートは花總まりさん。

宝塚初演でもエリザベート役でしたね。

その初演を観て、一気にエリザベートという演目にハマってしまい

ました。


花總まりさんも線が細くて、歌も絶対的な歌唱力という人ではない

ですけど。

やっぱり魅せ方が上手いです。

少女時代のシシィがお父さんについて行きたいと言ってる場面。

笑い声が鈴を転がすような可愛らしい声で。

ほんとにパパが大好き、というのが表れてました。


宝塚の時もそうでしたけど、舞台が進むにつれて年齢を重ねていくと

いう魅せ方も上手。

宝塚と東宝ではかなり年月が開いてますが、フレッシュさもそのままで

素敵でした。


トートは城田優さん。

ハーフだけあって、もうビジュアル的にもかっこいい。

シシィの耳元で囁く場面なんて心の中で“キャー”でしたラブラブ

ロミジュリのロミオ役を観たことがありますが、あの頃に比べても

歌が上手くなってると思います。

以前も上手でしたけど、より深い歌い方というか。


演技も、お医者様のフリをするところは老人のような声を出し、歌の

途中からトートへ。

やっぱりかっこいい!!

あぁ、大好きな井上クンはそこまでの演技力を感じられなかったなぁ。

とても大きな演技のトートでした。

私と友人の間では、祐一郎さん、内野さんに続くトートです。


皇太后ゾフィーは涼風真世さん。

以前までのゾフィーとは違う怖さ。

涼風さん、あんなに細くて可愛らしいのに怖く演じるの上手い。

他の舞台でも怖かったし苦笑

ただ怖いだけじゃなく、ハプスブルク家の為に…というところもしっかり

出ていたと。


ルキーニは山崎育三郎さん。

ルキーニはこっちの方が好きビックリマーク

残念なのは、セリフが聞きとりにくかったところ。

歌はとっても伸びやかで上手なのに、セリフは何を言ってるのか?

もしかして、梅芸の音響がいけない?


キッチュの場面では、絵はがきをほんとにお客さんにあげてました。

いいなぁ。

でもでも。

やっぱり高嶋お兄ちゃんが良かったけど…。


あ、ちびルドルフは加藤憲史郎クンでした。

お兄ちゃんの清史郎クンに似てますね。

声もハスキーで。

前回のちびクンは一生懸命歌ってる、という感じでしたが憲史郎クンは

ちゃんと演技してるという感じ。

レミゼのガブローシュ、いずれはやるのかな?


前回よりも、グッと引き込まれる上手さだったのに…。

私、とても眠くて1幕は目を閉じてしまうことが多々。

普通は休憩をはさんで2幕からは起きてるのに、前回も起きてたのに。

今回は2幕の途中からやはり瞼が重く汗

大大大好きな、闇が広がるも目を開けていられない。

夜のボートでは、いつの間にかフランツとエリザが立ち位置変わってるし。

眠くなるなら前回になって欲しかった~あせる


そんな感じでしたけど、久しぶりにエリザを観た満足感でいっぱいです。

(考えてみれば、法事とブッキングして1度エリザを見逃したんでした。

祐一郎さん最後のトート、観れなかった)

こっちが後でよかった~。

このメンバーのDVDが欲しいっ。

かなわぬ夢、ですけど。


職場のお向かい女性、土曜日の午後の部を観に行ったそう。

お姉さまがミュージカル好きで、そのお供で。

エリザベートは蘭乃はなさん。

お姉さまも

“あそこまで下手だとは思わなかった。花總さんを観れなくて残念”

と言われていたらしいです。

他に話してくれた感想が私と同じで笑っちゃいました。

次に来るエリザベートは、ぜひ違うキャスティングで…。