2023年5月15日に
食道胃接合部癌のステージ3と診断された
父(当時66歳)の闘病の様子を
娘目線で綴っていきます。
登場人物
弟(長男)→実家暮らし。標準治療反対派で、父の治療には一切関わらないと宣言。
弟(次男)→県外住み。父の選んだ治療に賛成というスタンス。
弟(末っ子)→実家暮らし。三男。歳の離れた弟なので末っ子と呼んでいる。父の通院の付き添いなど全て請け負ってくれている。
20時半頃、手術が終わったと告げられ、
すぐに担当医が来てくださいました。
持ってきたタッパーをテーブルに置いて、
同席していた息子に、
「内臓見る?大丈夫?」
と聞いてくれてからオープン。
中には切除した食道と胃が、綺麗にピンでとめた状態で入っていました。
「おじいちゃんの食道と胃だよー」
と言われて息子はなんとも言えない顔で見てました。
食道と胃の接続部分が、他と比べて明らかに分厚い部分を指し、
「これが癌の部分です。」
と言われました。
抗がん剤治療する前は、もっとこの部分にシワがあったそうです。
どの部分まで癌が広がっていたかなどの詳細は今後、細胞レベルで調べてくださるとのこと。
その結果、ステージがはっきり分かるし、
経過観察なのか、抗がん剤などの治療が必要になるのかなど今後の提案もさせて頂きます、と言われました。
どうか、経過観察になりますように!なりますように!!
ちなみに、もう1つのタッパーに切除された胆のうが入っていました
外来の時に私達に伝え忘れていたけど、父本人には説明済みだったそうです。
胆のうから泥のようなものが溢れていたらしくて?切除した方が良いので、との事でした。
聞いてなかった部分を切られた事実に驚きすぎて、「切除して今後生活に影響があるのか」を尋ね忘れましたが、あとでネットで調べたところによると特に差し障りは無さそうです。
手術は予定通り順調に終わったという事で、
「あと1時間くらいで麻酔が切れて目が覚めると思うのでもう少しお待ち下さい。」
と言われました。
え?!
お父さんに会えるの!??