徳島☆ 看取り士、生命の樹カウンセラー、マンダラエンディングノート -2ページ目

徳島☆ 看取り士、生命の樹カウンセラー、マンダラエンディングノート

人生のゴールから今を見つめることで、希望を持って活き活きと今を生きるためのサポートを致します。
大切な人を亡くした方の心に寄り添い自分の力で立ち上がるサポートを致します。
全ての方が人生の最期に幸せだったと思える社会を創るための活動をしています。

2024年1月27日
【何とか体制整う】




気がつけば、1月も末。。。もう豆まきの季節がすぐそこに。

今年は梅の開花もとっても早い。

バタバタして心の余裕がなかったのですが、やっと、記事を投稿しようかと思えるようになりました。

昨年の師走の半ばを過ぎた頃、突然母の体調が悪化して、まるで坂道を転げ落ちるように悪くなって💦

身体に力が入らない、歩けない、薬が💊飲み込めない、何もできなくなったと。表情は能面みたいになってるし、1日毎に悪くなり、一体何がどうして?と家族はオロオロ。

父が亡くなってから、母はずっと独居。

前のケアマネさんがいつも感心するほど自分の生活を管理できていたので、そこに甘えて任せっきりにしてしまってました。

月に一度実家に帰ってはいても細かいことまで把握しきれておらず、、、話し相手になってる程度で、反省🙇‍♀️と後悔と^_^

こんな時に限って、異動でケアマネさんが交代したりで新しいケアマネさんとタイムリーにやり取りできず、タイムラグ多過ぎて話が通じず、どうしたものかと。。。状態確認にも来てくれないの?とか釈然とせず。。。

幸い、いつもそのお仕事振りに尊敬の念を抱いている方に相談できて、母の不調の原因を探ろうと年末休みに入る前に滑り込みで各所を受診して異常なくて、最後に辿りついたのが「お薬」でした。

原因は、飲んでいるお薬があまり効かないという母の主張で、お薬増量になったことからの副作用による急激な体調悪化でした。

年末ギリギリでお正月に万が一急変した時に入院設備の整っている病院へ入院できるように紹介状書いてもらい、

弟と母の姉妹、私と総動員で毎日夜泊まり込んでの介助が始まり。。。。

これこのままずっと⁉️なんて考えてる余裕もなく、とにかく目の前の母をどうにか支えなあかんと皆んな必死でした。

新しい担当ケアマネ不在のまま区分変更の申請提出してもらい、帰りの新幹線の中でケアマネさん見つかった!という知らせをもらい、どこのどなたかも知らないけれどお願いするというビックリな事態に、地域の深刻なケアマネ不足問題を知ることにもなりました。

減薬を進めながら、原因となったお薬を断薬をしたことにより、母はほんとに薄皮を剥がすように少しずつ回復に向かって、動きも良くなってきました。

デイサービスに行き。訪問介護、訪問看護に入ってもらって、来月からは泊まり込まなくても大丈夫そうで、ひと安心となりました。

ここまで辿り着くのにほんとにたくさんの方にお世話になり、支えていただきました。

あと数時間で役所が仕事納めというところへ滑り込みで申請出してくださった前任のケアマネさん、

異動になってもう母の担当ではないのに、母の不調を耳にしてご様子伺いの連絡をくださった前々任のケアマネさん、

家族が付き添えない時の受診同行や家事代行サービスを良心的な価格で提供してくださった寄り添い隊さん、

沢山の薬を管理しやすいようにと、大量の薬を一回毎に仕分けしてくださった調剤薬局の薬剤師さん、

福祉用具担当の方、配食サービスの業者さん、

急ピッチでケアプラン作成してくださったケアマネさん、

訪問介護ヘルパーさんや訪問看護師さん。

話を聞いてくださった在宅医の先生、

留守の間、支えてくれた看取りステーションの仲間たち、

愚痴や弱音を聞いてくれて励ましてくれた仲間たち、

みんなで助け合おう!と助けてくれた叔母たち、 

まとまったお休みを取らせてくださった職場の上司、

まだまだたくさんの方に助けてもらっての現在です。

この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございます😊

またいつ母の体調悪くなるか予想も付かないけれど、今回のことでたくさん思うところがありました。

家族は遠慮せずにして欲しいこと、受けたい支援を強く主張しなければ物事がなかなか進まないのかもとか

もし、身寄りも無く独居の方が急激な体調悪化があったら、、、とか

これから何か自分にやれることはないのかな?とか

ぐるぐる🌀頭を巡ってます

が、「自分が壊れてしまっては全てパーになるよ」というアドバイスを胸にとりあえず少しの間、自分の心と身体を休めようと思います。

見たいドラマもが撮り溜まってるけど、早く見たいなぁ。。。🤣

それから
この寒い時期に不自由な生活を強いられている被災者の皆様が一日も早く快適な環境で生活できるように祈ります🙏
2023年9月25日
【ラジオ出演のお知らせ】

日時:9月29日  21時〜22時

FMびざん 79.1MHz
「「Sunny  Side of The Street」

お友達からのご縁でラジオで看取り士についてお話しさせてもらえることになりました。

サニーサイドジャズオーケストラで有名な林郁夫さんがパーソナリティを務めるFMびざんの「Sunny  Side of The Street」にゲスト出演させていただきます。

たくさんの方に看取り士の事を知ってもらえる良い機会にできたら嬉しいです。

FM79.1にセットしてもらうか、
スマホからだとListen Radioというアプリをダウンロードして79.1に設定すると聴くことができます。




ライブ放送なので緊張しますが、
よろしかったらお聴きくださいませ。
ある日の職場での会話

「もう帰るん?」

「うん、あと2つ寝たら、また来るから」

握った手に力が入る。。。



「はよう来てよ」

「うん。車とばしてはよう来るわね」

「それはあかん。ゆったり景色見るくらいの余裕で来んかったら危ないから な。きぃつけて帰りよ。」

「ありがとう。ゆっくり走るからね。また来るまで元気でおってね。また笑顔見せてね」

「ありがとう」

「ありがとう」


身体が動かなくなっても、全てを誰かの手を借りなければできなくなっても尚、こんなにも他人を思いやる入居者さんの言葉に感動し、涙が出そうになる


握る手には言葉にできないどれほどの思いが込められているのだろう


どれだけその思いを感じ取れているだろう


私は人生を積み重ねた入居者さまから学ぶ者


寂しい夜が早く明けますように
ぐっすりと眠れますようにと祈りながら今日もまた帰路につく