先週の土曜日は息子たちが通うこども園の運動会でした。日本アメリカ韓国フランスイギリス中国ブラジルドイツイタリアカナダ

毎年、小学校の校庭を借りて行うのですが、雨天の場合は体育館でやります!とのことでした。

台風きてるし、天気予報も微妙。曇り曇り

お昼から雨傘予報。

お昼頃終わるので、どうにか天気がもちますように!!

どうにか外でやってほしい!そう思っていました。


だって、体育館になってしまうと、かけっこがなくなってしまうんですもの。走る人


1位をとるために、一生懸命練習していた息子たち。


どうなることやら。。。えー?



と思っていたら、当日早朝に園からアプリで連絡が。


現状では外でやります!雨が降ってきたら体育館に移動します!

とのこと。


会場に着くと。。。


雨降ってる~!!えーん



私は、お手伝いの要請があったので、係の準備。



みんな傘さしてる(笑)



小雨の降る中、プログラムを変更し、


まず、年長児の組体操。


どうせなら、体育館ではできない競技(かけっこ)を先にやればいいのに。。。と思いつつ。


まぁ、予定していた体操も短縮されて、始まりました。

小雨の運動会。


練習時間があまりない中、完成度は高く、子どもたちの成長をとても感じました。





実は、数年前(もう、それより前??)に起きた小学生の組体操のケガだったかの報道を受けて、私が住んでいるK市では組体操が禁止されました。


それにも関わらず息子の園では、安全に務めながら、できる範囲でやります、というスタンス。


私としては、その方がいいと思っているので、園の考え方は大賛成。

危ないからと言って、なんでもかんでも排除してしまうのは、さらに弱い子を作ってしまうのではないかと思うのです。

危ないなら、怪我をしないようなプログラム構成はもちろん、そもそも子どもたちが怪我をしにくいような遊びなり運動なりを取り入れていけばいいんじゃないかと。


その時だけやろうとするから難しいわけで、小さい頃から体を強くしていけば、そんなに難しくないんじゃないかな~と思うわけです。


子どもを守りすぎて、弱い子を(体も心も)作ってしまっているんじゃないかと。

本来子どもたちは、大人が思うよりもすごい力を持っているのです。


…と元幼稚園教諭の血が騒いでしまい失礼いたしました(笑)



そして、かけっこ!!!

雨は降ったり止んだり。


まずは長男。


練習では、1位になれることが最近出てきているらしい。


位置についてー!


よーい!


ピーーーっ!!!



おぉ!スタートが若干遅れた?!


後半スピードがのってくる長男。


やっぱりぐんぐん伸びて、ゴール!!!!



ん?!


どうだ????



体操の先生は、

「どっちも1位!!!」


そんなのあり??と思いつつ、1位がとれてよかった~と思っていたら、2位の、場所に連れていかれる長男。


長男は自分が1位であることをアピール。


だけど、係のお母さんたちはあたふたしてる。

(まぁ、そうだよね(笑))


「先生が1位って言ってましたよ」

近くにいたので、思わず言いに行ってしまいました(笑)

順位ごとのバッチをつける係だったので、近くにいたんです。


だけど、そのまま2位。


私も長男もモヤモヤ。


とりあえず担任の先生に伝えてみる。



動画を見ると、微妙に長男の足が先にゴールラインをわっているように見えるけれど、ほんとほぼ同時。


モヤモヤモヤモヤ。



確かに1位だけど、それを認めてもらえない、人生はそんなこともあるんだよ。

次は、誰が見ても1位ってくらい差をつけられるようにしようよ!


そんなこと言ったって、息子は納得できない。

そりゃそうだよねショック



そこまでお人好しではない。

むしろ、納得できない息子でよかったかも?(笑)


帰りに息子は、


1位だったのに、なんで2位なの???


赤いバッチ(1位の印)がよかった!!!


と、大号泣。



過去2年間1位にはなれずにいた息子。

成長したよな~そんな風に思うなんて。

と思いつつ、私も切ない気持ちでいっぱい。



何回動画を見ても、1位に見える。

先生も言ってたし。


モヤモヤモヤモヤ。



主人が、黄色いバッチ(2位の印)を赤に塗ってやるよ!と言ったけど、


本物の赤いバッチがいいんだ!!!



…そりゃそうだ(笑)


モヤモヤを残しつつ、日曜日、代休の月曜日を過ごし、火曜日の朝。


登園すると、園長先生が、

「運動会ではごめんなさいね。話は聞きました。頑張ったね。赤いバッチはもらった??あげることになっているからね」

って。


事務室に行き、園長先生から1等の赤いバッチをいただきました。

長男は本当に嬉しそうで、報われた気がしました。


なんとなく、1度もらったものを覆すのは抵抗がありました。

でも、園長先生も、「けじめだからね。いいのよ。」と優しく仰ってくれました。


順位ごとに連れていくのは審判係のお母さんたち。

でも、練習することなくぶっつけ本番だし、難しさがあると思う。

しかも、そんなお母さんたちを困らせるような、すごい勝負だった。


平成最後の名勝負!!

主人がそう言った。

そんな1戦だった。


息子には、自信をつけてこれからも色々なことに挑戦してほしいなぁ。



そして、次男のかけっこ。

一生懸命走りました!!

2位だった!って言っているけど、4位です(笑)


今までは足の手術の影響か、まっすぐ走るのが難しい感じを受けていましたが、まっすぐ走れていました!!


よく走った!!!

一生懸命さが表情からも伝わってきて、とても嬉しくなりました。


いい表情してたなぁ~照れ


ダンスもかわいくてピンクハート



なんとか予定していたプログラムを終えることができました。

長男は幼稚園最後の、次男は幼稚園最初の思い出に残る、小雨の運動会でした。