この映画もずっと観に行きたかった映画🎬
わたしは『ニュー・シネマ・パラダイス』が、映画そのものもモリコーネさんの音楽も大好きで🎞
2,3年前にも映画館でニューシネマパラダイス観ましたが、あの音楽が流れてきただけでもう既に胸がいっぱいになる、勝手に即涙が出てくるくらい。
ほかにも
ワンス・アポン・ア・タイム〜や
海の上のピアニストや色々
モリコーネさんの、叙情的で、心というか身体全体の広い広いところまで全部を包み込むような、あの音で一瞬で映画世界に浸れるような、あの音楽が本当に好きです。
そんなエンニオ・モリコーネさんのドキュメンタリー音楽映画、しかもトルナトーレ監督、ということで、そんなのもう観るしかないのですが…
で観ました。
号泣です号泣😭😭😭😭😭
モリコーネさんの音楽の美しさ素晴らしさはもちろんだけど、それを生み出しているモリコーネさんの魂みたいな部分、音楽に対する誠実さや、尽きない探究心、その情熱や美しさに感動しました。
モリコーネさんご自身のお話と、彼と一緒に仕事をしてきた錚々たる映画監督さんたちや、音楽家の方々が、モリコーネさんの生み出してきた映画音楽の数々について語られているのですが
もうなんか、、色々凄すぎてですね。
わたしは今まで何気なく「モリコーネさんの曲は本当に本当に良いなあ」くらいの感じで聴いていたけど
このドキュメンタリー映画を見ていたら、あの中には本当に沢山のものが詰まっていたんだなと…
その奇跡のような素晴らしさを、この映画で尚更、より一層感じられました。
モリコーネさんの人生が、映画以上に映画みたいな感じです。彼の美しい映画音楽と共に。
人間というものは、こんなすごい境地にまで行けるものなのか😭😭👏👏と思ったし
神様みたい、というか、みたいじゃなくて、モリコーネさんはもう「映画音楽の神様がいました」で、言い切ってしまって、何にも間違いないなと。。
誰もやったことのない色んなことに挑戦されて
映画の音楽の可能性をあそこまで真摯に探究し続けていく、その誠実さや純度がすごい。
"崇高な魂"って言葉があるけど、モリコーネさんの存在、モリコーネさんの音楽に宿っているもの、このことでしかないなと😭✨
あの音楽の、深い深い奥深さや、一瞬で聴いているこちらの胸を締め付けて仕方ないあれは、一体何から来ているのだろう??なども
この映画を観ていて、ご本人の言葉や、彼と映画作りをしてきた監督さんや、作曲家さんたちの言葉を聞いていたら
その理由が、少しだけ見えたような
モリコーネさんの内側にある、深い深い深い部分を、わたし達もこの映画を通して、少しだけ垣間見させてもらえたような、そんな感じです。
これはわたし感だけど、モリコーネさんも、やっぱりご自身の中に果てしない宇宙みたいなものがあって
それをモリコーネさんだけの音楽の形で、世の中に出して残してくれていた方なんじゃないかなと。
モリコーネさんを語る時の、監督さんや作曲家さんたちからの言葉で
「それまで絶対音楽とB級映画音楽しかなかったところに、エンニオが、その間の新しい型を作った」
「彼は"発明"した」
「200年後にも愛され続ける音楽」
などなど
既存の何かや過去と同じことをしない、新しいもの、というか、音楽に自分自身が誠実であるものを、常に探究し続けて、創り続けて来られた人なんだなと思ったし
わたしの尊敬する方達は、ジャンルは様々だとしても、そのやっていること自体は、深い深いところで、同じような意識で、ご自身の作品作りをされているような気がします。
「これはこう」みたいな既存の枠内の捉え方じゃなくて、モリコーネさんの場合は音楽を、ほかの音楽家の人達とは違って、もっともっとその何倍も、音楽を広く果てしないものとして捉えていたのかなと。(それが宇宙みたいにわたしには思えるのですが)
だから、それまでのほかの誰にも思いもよらなかったような、新しい音、新しい何かを、既存の音楽以外の新しい場所から見つけられて、発明して、自由で果てしない表現ができるのかなと。。
モリコーネさんの音楽は、その映画の世界を完全に捉えているし(監督さんたちが「エンニオは監督以上に映画の世界を理解している」と言われていたのが印象的でした)
なんならもう、モリコーネさんの音楽が、映画の脚本の一部分ですらあるような、そんな感じすらありますよね。
どう言えばいいのかわからないけど、本当に凄いなと。
世の中には、こうして何にもない真っ白なところから、壮大で深い心の宇宙みたいな何かを、現実に形にして作れる人達が、やっぱり確かにいるんだなと。
そうした方々の存在は、人間の中の知性と感性の頂点だとわたしは思っています✨本当に。
人間の頭の本物の知って、暗記や記憶容量の問題では全くないとわたしは思っていて(それは単にロボの性能の話であって。)
何にもないところから、100年先にも人々の心に響いて残っていくような、そういう普遍的な価値ある作品を新しく生み出せる人達こそ、人間の中で絶対に1番知性ある。
それはもう間違いなくて
モリコーネさんも最高にその人だなと。
絶対音楽と映画音楽の間、
みたいなお話もあって
それぞれの型しかそれまでなかったところに
モリコーネさんの音楽は、その間を繋ぐ音楽を新たに生み出した
てことですよね。
何にもなかったところに、自分自身で何かの価値を創造していくって、本当にすごいこと。
モリコーネさんの映画音楽を振り返りながら、実際の映像とその音楽がいくつも流れてきますが
色々と、本当に凄いので🥲✨
モリコーネさんの音楽の
どれか一つでも好きだという方は
絶対に、この映画は観た方がいいです!!
音楽が即映画、音楽が即心、みたいな
人間にはここまでの表現が出来るんだという
驚きだし、感動だし
モリコーネさんから映画や音楽に対する誠実さがそのまま具現化されたみたいな曲の数々に、心の底から感動します🥲🙏
でわたしはやっぱり、音楽でも絵でも、格式ある芸術、みたいなところから、人々にもう少し寄ったところにあるそれが、個人的に好きなんですね(どっちが良い悪いでもなく)
その時代の人々の中にあって、一緒にそれ(音楽や絵)が息して生きてる感じがあるのが、なんか好きなのかもしれないなと。。
モリコーネさんは、映画音楽(一般の人々に近い存在)をされつつ、その中で、絶対音楽の手法も散りばめて、映画音楽の存在価値自体を高めたお方ですし
「監督の心理を掴む能力が高い、心理学者のよう」みたいにも言われていて
芸術性の高さと、人々の心を捉えるものと、その混合が、モリコーネさんの音楽は絶妙だったのかなと。
モリコーネさんの中には妥協しない絶対の音楽の価値観があって、映画を観ている人達におもねるような事は一切全くしなかっただろうけど、結果的には、映画を観ている同じ時代の人達の耳や感性も、一緒に上げてくれていたんじゃないかなと。
(監督さんにいくつか曲を提示して、モリコーネさん的に「これは選ばれたくない」と思っている曲のほうが選ばれていた話なども面白かったです😅やっぱり天才さんはそういうことなのね)
今まで何気なく「モリコーネさんの音楽好きだわー😍」と思って聴いていたけど
あの中には、本当に本当に色んなものが詰まっていることを、この映画で知って
改めて、あの映画音楽の数々って、奇跡のような存在だったんだなと。
音楽素人のわたしみたいな人達から、第一線の専門家みたいな人達まで、みんな捉えて離さないようなものを作るって、凄いことですよね本当に。
モリコーネさんが映画音楽から離れようとしていた時のことも、ほかの作曲家さんか監督さんが
「彼が映画音楽から離れようとしても
みんなが彼のあとを追って
映画のほうが彼を追いかけていく」
みたいに言われていたのも印象的でした。
「最初の音だけでもう彼の音楽だと分かる」
「彼の音楽音楽が一つの台詞」
みたいな言葉なんかも
全てが納得ですし
そもそも映画監督さんや作曲家の方々が語られているので
みなさん表現が上手いし美しいし、みんなモリコーネさん愛しすぎだし、全てが心に響きます🥲
このドキュメンタリー映画を残してくれたトルナトーレ監督にも、感謝でしかない…
やっぱり、偉業を成し遂げた方々のこういうのは、何かの形で残していてほしいなと思います。
音楽の場合、本で自伝を書かれている以上に、こうして映画の形なら、その音楽を実際に聞きながら一緒に回想できて、より一層良いし。。
モリコーネさんの音楽は、のちのちモーツァルトやベートーヴェンみたいな、本当にそんな感じの存在だと思うのですよ。
で未来の100年後200年後の人達が、モリコーネさんの音楽を、演奏したり、あれこれ考察したり研究したりも、するじゃないですか。きっと。
でも、ご本人自身がご本人の作品について語られた言葉や、ご本人と直接仕事をしてきた、同じ時代で同じ作品作りに取り組んできた人達の言葉や
そういうものに勝る本物って、ないと思うんですね。
なので
のちのち100年後200年後にも、絶対に価値の褪せない凄いものを作られている人達のことは、作品自体もそうだけど
こうして、ご本人の言葉や、間近で直接それに触れてきた、その価値を誰よりも理解している人達の言葉も、できたら残していてほしいなと
わたしは思うのでした🙇♀️
この映画の中で語られているモリコーネさんの言葉も、監督さんたちや作曲家さんたちの言葉も
この映画がなかったら
わたし達もそして未来の人たちも
一生知らないままだったこと沢山あると思うし
トルナトーレ監督にも
本当にありがとうだわ…🥲🙏✨
でまたトルナトーレ監督のでしゃばらなさ。
ニューシネマパラダイスのあの音楽とか、絶対に、みんな好きやん。わたしも大好きですし。
で映画を観ながら、ニューシネマパラダイスも遂にきた😊と思っていたら、超あっさり終わるの😂海の上のピアニストも。
トルナトーレ監督自身の作品にも、もうちょっと時間割いてくれても良かったのになと思ったりしますが😅もはや有名すぎるからあっさりだったのかな。。それともモリコーネさんの音楽を語る上では、あっさりな部分だったのかな。
海の上のピアニストの話とか、もうちょっと聞きたかった感じですが
とにかく、トルナトーレ監督は、というかこの映画に出てきた、全ての映画監督さんや音楽家さん達は、心からエンニオ・モリコーネさんの音楽を、その人をその才能を、尊敬して尊敬して、愛してやまないんだなってことが、すごく伝わってきました。
本当に、映画のほうから熱烈に愛されていた人だったんだなと。
こんなドキュメンタリー映画が作れること自体がすごいし。錚々たる方々ですよね。
映画の最後の方は感動でいっぱいすぎて、もうずっと泣いてました。
本当に、崇高な魂とはこのこと、て感じです。
存在がもう映画より映画すぎる😭
映画館明るくなってもまだ泣き終わらずだった。
感動しました🥲🥲
これは絶対にパンフレット買おう
と思って帰りに売店へ行ったら
まさかまさかの「パンフレット完売です。」
嘘やん😭😭😭💦
今月公開のはずなんだけど、、
てかパンフレット完売とかあるの、、、
パンフレット刷ってくださーい😭😭😭💦
それだけがショックでした。。
でもこれはまたリピかな
それに
このドキュメンタリーの中に出てくる映画たち
観たことある映画もまだ観たことない映画も
全部観たくなります😂✨
「ミッション」はまず絶対に観よう。。
本当に素敵すぎるドキュメンタリー映画🎞
モリコーネさんの音楽が少しでも好きな方
絶対に観た方がいいですし
なんなら
エンニオ・モリコーネさんを知らない方でも
誰でも聞いたことある曲も色々出てきますし
この映画で絶対知ったほうがいい
強くおすすめいたします