もう1クール追加ァッ!! | 空閑暉/やたの 【でいどり】

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珈琲と牛乳とFF14とおしゅしがだいすき。

久々の闘病日記です(○□○*)
検索エンジンで『悪性リンパ腫』とか『リツキサン』とか『R-CHOP』とかで来てくださる方が多いようなので
真面目に書かなきゃなーと思いつつ。

初めて来られた方は、カテゴリから闘病を選んでいただいて
過去ページから読んでいただければと思います。

が、分かりやすく大雑把に前回までのあらすじー、ぱちぱち!!



【前回までのあらすじ】

■春終わりごろに喉に腫瘍がみつかる
これは職業柄、よく喉を観察する癖や気にかける癖があったので早期も早期で発見できました。
悪性リンパ腫ってのは、リンパ腺のあるところに出来るものなので
もし、足の付け根や腕の付け根なんかにできてたとしたら
僕の場合、悪化するまで気付けませんでしたね…。
お医者さんも、この早さで気付けるのへ稀だよ、よかったねっていってました。
なにか小さな異変でも、病院って行くべき。

■入院2週間
なんとここで、腎臓が悪かったことも発覚します。
悪性リンパ腫は気付けなかったとしてこのまま放置を続けてたら、余命一年とか申告されるし。
腎臓はほっておくと透析とかしなきゃいけなくなる可能性もあるとか云われるし。
なかなか、そこまで生きてないくせにボロボロな体です…まったく…。
本来は基本的に1週間の入院の予定が、腎臓の検査などのお陰で2週間にのびのびしました。
あの夏の日のめもわある。

■化学療法について
僕が受けているのは『R-CHOP』という方法。
リツキサンってお薬を一日目に投与。
オンコビンとかなんやかんやの抗がん剤と呼ばれるものを、二日目に投与。
プレドニゾロンというお薬を一日朝昼で10錠ずつ。
その薬がちょっと胃に強いので、ムコスタというお薬も頂きます。

抗がん剤は3週間に一度というのを3セット。
これが1クールです、2ヶ月半とか3ヶ月ってとこですね。

副作用
これも多く出てきます。
僕の場合は毛という毛が抜けるわ抜けるわ。
頭は勿論、鼻の中や眉毛、睫毛。
加えてちょっとおシモの話ですがそっちの毛ももっさもっさなくなります。
これは現代医学ではどうしようもないことですので、我慢と覚悟が必要。
僕は頭に関しては、割りきってハデなウィッグで遊びまくってるので(σωσ*)ダイジョビ

薬を重ねていくと手が痺れたりもします。
人によっては足先も痺れたりするみたい。
リリカというお薬を処方されました。
毎朝一カプセル。
たまにのみ忘れたりとかしちゃうしろもの。
だめだよ、ちゃんと飲まなくちゃ!←

爪が黒くなったり、体重が一気に3~5kg増えたりは簡単にしちゃいます。
増えた質量に耐えきれなくて膝がいたかったり、肩が重くなったりもします。
顔もパンパンに腫れるしね。

そんで、僕の場合辛いのは抗がん剤打ってから1週間ほど味覚が変わってしまうこと。
なに食べても美味しくは感じられません><。
1週間くらいでだんだん戻っては来るんだけど、その間がつらいかなぁー。

とまあ色々ありけりで。

■そんで、どうなったの?
とりあえず1クールが終わって、最短ならこれで終わり!!!
…の、はずだった。

おわらすつもりやってん。

だがしかし。
そうは問屋さんがおろしてくれなかった(´;ω;`)

通常最速1クールで終わらせる場合、最後は患部を放射線で焼いてしまわなくちゃいけないらしい。
これが僕の場合は扁桃腺なので、声帯は傷つけなくとも喉がかれたりしてしまうのは必至だそうな。
単純に喉が焼けるだけだから、治りはするんだけど…
職業的にはどう考えても喉優先ですねって話になりまして。

その場合、効力を損なわずに別の方法をってなると
もう1クール必要なんだそうな。



……というわけで、また3ヶ月間の投薬がスタートいたします。



まあ、一回のクールは終わってるので!!
勝手とか体力の消費とか、そういうのは何となくわかってるつもりですし!!
あまりむちゃせず頑張れるんじゃないかな(σωσ´)

がんばるよ、俺がんばるよっ!!

また、もちもち気が向いたときには闘病日記書きますので。
みんな応援しておいてくださーいね(○□○*)ノシシ