「香君」上村菜穂子さんの小説が文庫本になったので、買いました。
まだ1.2巻しか出てなくて、11月に3.巻月に4巻が出ます。
副題に「西から来た少女」とあります。
風に乗って香りの声が聞こえる少女アイシャが主人公です。
1.2巻では少女を中心にオアレ稲という植物の秘密が明らかになって来ました。
それにしても、香りの声が聞こえるという特殊な能力、これって何だかありそうで怖いです。
香りに敏感な人はたくさんいますから。
ファンタジーなんだけど、現実的な感じもあり、よく練られた小説でなと思います。さすが上橋さんです。
アイシャが敵に捕まったところで終わっているので、続きが早く読みたいです。