今日は珍しく早朝更新です。
ってか昨日の昼間、ちょっとが結構寝てしまい(昼寝というか夕寝?!)こんなに朝早く目覚めてしまいました。
そういえば私が精神科を受診するきっかけって書いていなかったですね。
私が精神を患ったのは2002年、いきなりパニック発作を2日連チャン起こした事でした。
その頃、私は喘息ではなかったのですが当時、ツレが肺炎で入院中で1人でいるのが、どこか辛かったのかもしれません。
当初「ツレが肺炎だから私もかっ?!」と救急で呼吸器科を受診して問題がまったくなかった事(今、思えばツレが肺炎だからって私もって肺炎が移る訳ではないのにおかしな話しです)そして、すっかり忘れていたのですが中学2年の終わり頃に同じような症状を断続的に繰り返して、学校に行くのが辛かったのを思い出しました。
ウチの母方一族が何かしらの精神を患っていたのもあって直感的に「こりゃメンタルだな」と思い受診したのが、そもそものはじまりです。
ウチの母方の一族はちょっと変わっていて兄妹全員が同じ住所内に住んでいて、ほとんどが独身なんですね。
長姉が私の家族と二世帯同居をしていました。
当初は楽観的に考えていたのですが、こんなに長期化してただのパニック障害からうつ病になってしまったのは子供の頃からの母からの虐待と母の一族がバタバタと倒れた事で介護やらなにやらで振り回された事です。
ぶっちゃけ、当時のブログを読みたくないほどひどいものでPTSDというだけなら、まだ生活に支障がでている部分もあります。
とにかく2週間から10日に一度のペースで何かしらのトラブルを勝手に作ってきては(←ツレ統計)昼夜問わず、電話の嵐でして携帯の使用が不可能になってしまったほどです。
携帯の使用不能は20代後半に知人2人にストーカーされていた過去も相まって流石の私も電話恐怖症になってしまい、貧乏なくせにそれ以来、携帯2本持ちでメインの電話は普通の友人や公に教えている電話で(しかも年中、音を切っています)サブはツレと中学以来の付き合いのある友人とツレが太鼓判を押した友人1人にしか教えていません。
私の経験上、付きまとわれた場合、電話を着信拒否はしない方がいいんですよ。
これには理由があって着信拒否をすると家まで押しかけてくる率ががっつりあがります。
家まで押しかけられた経験もあって我が家にオートロック必須ですし(これは私のトラウマも一因なのですが)ピンポンがきたら応対するのはツレです。
ツレがいない時にピンポンがきたら無視です。
実家が少し落ち着いてきた2016年、私達は上京しました、
要するに逃げてきたんです。
逃げるのには遅いぐらいですが、精神科医からの許可がなかなか下りなかったのが大きかったですね。
2017年に長姉で私の伯母が死去し、それ以来、地元札幌には何度か帰っていますが、それは友人達に会うためで実家とは実質、絶縁状態です。
実家もまさか、実はこんなに札幌に帰ってきている事は知る由もないでしょう。
今も実家に関係なく、平和に過ごせている訳ではありません。
2019年、ツレはがんになりました。
「悪性リンパ腫」ステージ4末期でした。
ツレに万が一の事があれば私はツレときちんと向き合わなければ絶対に後悔する。
仕事をストップしひたすらツレの看病もしたしプラチナタイプの抗がん剤も投与しました。
そのおかげもあってかツレは奇跡的に一度は寛解しましたが、2年後に再発。
今は通いで抗がん剤を投与していますが、抗がん剤の副作用で心房細動で手術。
やはり抗がん剤の後遺症で手足のしびれが残り、今はつえをついて生活しています。
ツレのがん闘病で借金もありますし、現在ツレが働けないので私が働いて借金を返す日々です。
はたから見れば大変そうですが、実家や人間関係で苦悩した日々を思い出すと今のほうがはるかにマシです。
ざっとこれが私のうつ履歴(?)です。
実家を許せるか・・・。
時間がそうさせるのか、当事者の気持ちの変化なのか許せるようになった方々の話しは結構ききます。
私は・・・許すのではなく・・・「降りました」
結局、どこかで許せていないんでしょうね。
上京してから母がASD(アスペルガー)で知的障碍者だと知りました。
そして母の兄妹のほとんどがASDだという事も知りました。
子供さんや旦那さん、奥様がASDでカサンドラという事はよく大きく取り上げられますが親がASDで子供がそれに苦しんだという事はあまり世の中に出ません。
ASDと知的障害からくる虐待だから赦せるか?!
私、そこまで聖人君主ではありません。
ですから無理に赦そうと考えるのはやめました。
赦す以前に関わりたくないし、逃げてきた私にとって実家には実家の世界が出来ていて最後に会った時、私がその場にいないような感覚で話しているんですよ。
その時にもう私の居場所は実家にはない事を悟りました。
なので親は?!と聞かれると「両親共に死んでいます」と答えます。
私の親はツレの両親だけでいい。
ツレの両親には本当によくしてもらいました。
娘同然にかわいがってくれます。
もう、それでいいと思っています。
暗い話しになってすみません。
気を取り直して今日も仕事、頑張ります。