このブログを初めてからずっと、以前に読んだ「ヘアー・インディアンとその世界」 という本が

脳裏をかすめてた。

何故かって?これこそ猫な生き方?かなぁっておもったから!


彼等(彼女等)には結婚という形がない。また子供を育てるのは楽しいという考え方

なので、親でなくても皆が勝手に子育てしてくれる。


彼等は争うどこころか口喧嘩もしない。どうにも我慢できないときには「うさ晴らし」をする。

うさ晴らしの具体的な行動として、自分の犬をからかったり、自分自身と対話をする。


自分自身との対話とは、具体的には、自分の守護霊と夢の中で対話していることであるという。

過酷な自然環境のもと、いつも「死」とむかいあわせの生活では、不安や寂しさを自分の守護霊

との対話において解消する事で他人との衝突を避けろのは、必要なことかもしれない。


一緒に生きる周囲の仲間とうまくやり、自分とそれ以外の人との関係をそこそこ保ち続けようとするために

我慢したり、仲間における自分の位置をよく認識することが必要不可欠で

その人間関係がまさに生死を分けることもあるのだ。


そしてどうしても一緒にいたくないときには...

「ここの狩猟場の獲物には飽きたから、他に移動するよ」みたいな事をいって移動してしまう。

最後まで諍いは避けるのである。


また彼等には「教える」という意味の言葉が存在しない!「学ぶ」という言葉はあるのだけれどね!

だから子供であっても、誰も教えない!自ら覚えるのである。

基本的に自分の身は自分で守るのである。

何とクールでカッコイイことか!また何いう孤独感か!


かつては、これこそ私の理想と感じた事もあったよ!でも今は...ちょっと寂しいかな。


間は社会的な生き物って言われてるけど

人と人の距離ってどの位が良いんだろうね!

世界の民族音楽辞典
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