お盆の正式名称は[盂蘭盆会・うらぼんえ]って言うんだよ!
[盂蘭盆会・うらぼんえ]っていうのはインドのサンスクリット語のウラバンナ(逆さ吊り)から由来してるらしい。

その意味するところは「逆さまに釣り下げられるような苦しみにあっている人を救う法要」という意味です。


現在では先祖の霊を供養するのが普通だけどね。

「逆さまに釣り下げられるような苦しみにあっている人を救う法要」ってすごい行事だよねー

本当は餓鬼道に落ちた母を救う為に行われたみたいなんだけど、だから先祖の供養というより、

成仏できなかった人を地獄から救い出すという、だいそれたイベントだったみたい。


私も久々にお墓参りに行ってきましたよ。子供の頃、両親と行ったきり、本当に久し振りに!

何で急にお墓参りする気になったんだろう?自分でも分かんなかったんだけどね...

でも実際、お墓参りしてると先祖の霊というより、この不思議な空間に身を置く事で

なんだか心の鬼が静まった感じがしましたよ。最近、忙しくて世間に流されそうになってた自分に

「人生最大の目的は、死が訪れた時に心安らかに逝けるよう、悔いなく生きる事」っていうのを思い出しました。

「幸せの形は自分にしか見えなくて、世間や社会の評価じゃないって事」も...


地獄も浄土?天国もあの世じゃなくて、この世にあるのかもね。しかも自分の心の中に!

救うべき者は先祖じゃなくて自分自身の心かもね。