magenta gate

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中国の七夕伝説では、西王母は、織姫と牽牛とを隔てた役割とされていますが、

もともとは織姫としての原型ではないかと言われています。

 

そしてまた、道教の女神でもありますが、

先秦時代の文献上では恐ろしい姿で描かれています。

 

「人のすがたで豹の尾、虎の歯で、よく唸る。蓬髪(乱れた髪)に玉勝(宝玉の頭飾)を戴く。彼女は天の勵(てんのれい:水害、干魃、地震、などの天災)および五残(5つの残酷な刑罰)を司る」
 
 
 
頭に戴いた勝とは、機織りの時に縦糸を巻きつける物であるようです。
現代の西王母は美しい女神として描かれているようですが、
古代の西王母の彫刻や絵図を見ると、かならず勝を戴いています。
 
 
また、以下のような、虎と龍の間に座っているのもまた一つの特徴のようです。
 
 
 
勝は、機織り=秩序を表し、
虎龍座は、西洋の虎(白虎)、東方の龍(青龍)を表し、
東西を統合することを表しているのではないか、
という考察がなされているようです。
 
物事をくくる、
またムスビとしての菊理姫と同じ役割と言えるでしょう。
 
 
13の月の暦もしばしば、時の機織りに例えられるようですが、
個人的には、見れば見るほど、13の月の暦の銀河の活性化の門を表す模様
のようにも思えてくるのです。
 
 
 
 
続きます