エドフ神殿の続きです。
 
 
 
 
中庭から列柱室の中に入り、説明を聞きながら神殿の中を巡ります。
エドフ神殿は保存状態が良いらしく、神殿に天井が残っていたせいか、神殿の中に差し込む太陽の光がきれいな写真が何枚も撮れました。
 
写真に写っているおじさんは、神殿のスタッフもしくは警察です。
観光名所にはいつも警察もいた気がします。
 
 
 
 
神殿の中のレリーフ
 
 
 
 
列柱室を進んでいくと奥に至聖所がありました。
至聖所は大きな石だけがあることが多かったのですが、こちらはこんな感じでした。

 
奥はネクタボ2世の名が刻まれた灰色花崗岩製の祠があり、
手前に復元された船型の神輿の船先にホルスの神像があります。
至聖所は当然ながら非常に神聖な場所で、昔は最高位の神官とファラオしか入れなかったそうです。
今も中には入れませんが、こんな写真が撮れるくらい入り口のあたりまでは公開されています。
 
 
神殿の中
 
 
 
至聖所の外の回廊には様々なレリーフが刻まれていました。
こちらは右側がセクメトでその向かいはファラオかな?手に持っているのは音叉と香炉だと思います。
 
 
 
 
この神殿にはホルスの父であるオシリスを殺したセトをホルスとファラオが退治するというレリーフがいくつも刻まれています。セトはオシリスの弟です。
ちなみにセトはカバの姿で描かれています。
 
 
 
 
カバ(セト)のアップ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カバを追い詰めていく
 
 
 
 
ひっくりかえってカバしまったカバ
 
 
 
 
カバの上に乗るホルス?隣はおそらくハトホル?顔が削られていて残念です。
カバが突然大きくなっています。
 
 
エドフ神殿はとても広かったです。
レリーフの説明をいろいろ聞いたのですが、時間がたつとかなり忘れてしまっています。