エジプト旅行4日目はエドフのホルス神殿観光でした。
 
 
ナイル川を下りながら、神殿そばまで移動していきます。
この日も快晴です。
 
 
 
エドフに着き、ナイル川岸から馬車に乗りました。
馬車はツアー会社が用意してくれていたので、料金は不明ですが、個人で乗るときは料金交渉はしっかりしたほうがいいみたいです。
 
 
旅全体を通してですが、チップはガイドさんにまとめて1日10ドルお渡しし、ガイドさんからホテルやレストランなどに渡すので個人ではチップを渡さなくていいと言われていました。
 
 
3人乗りの馬車で二人が後ろですが、もう一席は御者の隣の席で高くてちょっと怖そうだったので、私は遠慮して他の人にお願いしました。
前に座ってくれたツアーの方と若そうな御者の青年です。
この写真だと若く見えませんが、背も低くて十代かな?という印象でした。
愛想がよくて、盛り上げてくれました。
後からですが、彼は相当感じのよい御者だったんだと気づきました。
 
 
 
エドフの町は活気がありましたが、貧しそうな印象でもありました。
車もバイクも馬車も一緒になって道を走っていきます。
写真は、他の方が乗った馬車の写真なども使っています。
 
 
 
だんだん街中から神殿そばに近づいてきました。
 
 
 
ホルス神殿そばまで到着すると、たくさんの馬車が並んでいました。
到着すると、御者の方が私たち3人の写真を撮ってくれました。でも、それはチップをくれというアピールだったのかもしれません。
馬車は基本的には行きと帰りは同じ馬車に乗るみたいで、しきりに馬車の番号を何度も御者の青年から念押しされました。
 
しかし、神殿観光から帰ってくると私たちを乗せてくれた馬車はどこにもいなくて帰れなくなってしまい、ガイドさんが怒って馬車の会社に訴えて他の馬車に乗ってナイル川岸まで戻りました。こういういいかげんなところもすごくエジプトっぽいなと感じました。
 
しかし、個人旅行で先に往復の料金を払っていても同じようなことは起こりそうなので、個人で利用される方は気を付けないと、往復で頼んだつもりが帰りは別の馬車でまた料金が発生するとかありそうです。
私たちはエジプト人ガイドがいろいろ交渉してくれて助かりましたが、個人でアラビア語を話せなくて英語で交渉だとどうなのかな?と思いました。
 
日本だったらありえないと思うことでも、旅行中は「エジプトだからね…」と何度も言いあい、いろいろ気にならなくなっていきました。
 
ホルス神殿そばの馬車乗り場。たくさんの馬車が並んでいます
 
私たちが乗った馬車は行きも帰りも特に問題がなかったのですが、他の方が帰りに乗った馬車の御者はすごく態度が悪い方で無理やり写真を何枚も撮って、しつこくしつこくチップをせがんできて、チップは渡さないように言われていたので渡さないでいたら悪態をついてきて、私たちが船に乗った後もこちらに向かって叫んだり、中指を立てたりしてきました。
 
乗った方はすごく怖い思いをしたらしく、ガイドさんから馬車の会社へクレームを出したらその御者は警察に連れていかれました。エジプトの警察はすごく厳しいらしく、彼は仕事を失うかもしれないとガイドさんが言っていました。
 
個別にチップと渡すといろいろトラブルのもとになるから渡すなと言われてるんだなと思った出来事でした。
 
馬車でのトラブルはいろいろありそうな予感がしたので、個人で利用される方は御者選びを間違えないように気を付けたほうがよさそうです。
 
馬車からホルス神殿そばの馬車乗り場までの動画を貼っておきます。